消費生活アドバイザーと専門相談員資格の比較
消費生活アドバイザー試験と同分野の試験に消費生活専門相談員試験があります。
消費生活センターの相談員や官公庁の消費者相談室の募集では、このどちらかの資格、または両方を要求されるケースも多く、併願する人も多いようです。
この二つの資格の違いを比較してみます。
●試験範囲
ほぼ同じと考えてよいでしょう。
消費生活専門相談員の試験範囲は
・消費者問題に係わる一般常識
・消費者行政に係わる関連法規
・消費者問題に係わる基礎的な法律知識
・消費生活に係わる経済知識
・消費生活上の商品・サービスに係わる知識
・消費生活相談に携わるにあたっての基礎的知識
と発表されています。消費生活アドバイザー試験でも出題される科目ばかりです。
あえて違いを指摘するとすれば、消費生活アドバイザーの「企業経営知識」「広告」「余暇」「情報」あたりは専門相談員の方ではあまり出題されないでしょうか。
(受ける方は必ず過去問を見るようにしてくださいね。雑誌国民生活の2月号に前年分が掲載されます)
●論文試験の形式
アドバイザーは800字/60分を2本書きます。
相談員は1200字/120分が1本です。
アドバイザーは8問から2問(4問から1問選択×2回)を選び、相談員は2問から1問を選びます。
相談員の問題ではあらかじめキーワードが提示され、これらを使って書くように指示されます。
アドバイザーの場合はキーワード付きもごくたまに出題されますが、基本的には問題文のみの出題です。
そのため相談員の方が書く内容は限定されます。
キーワードが提示されている問題は、キーワードがヒントとしてプラスに働くこともあるし、キーワードの意味がわからなくてこじつけて書かなければならない場合もあります。
●試験日程
どちらも一次試験と二次試験があり、10月頃に一次試験、11月に二次試験があります。
このため、もっとも運が悪い場合には試験日が重なることもあります。
一次試験についてはこれまでは相談員は土曜日、アドバイザーは日曜日に行われていますので大丈夫なのですが、二次試験が問題です。
相談員の二次試験は複数の地域で日程をずらして実施されます。
どうしても同じ年に両方を受けたい場合には、あらかじめ二次試験の試験希望地をアドバイザーと重ならない日程に開催される地域で出願するなどの裏技もあります。
ちなみに平成20年は
・一次試験:アドバイザー10月5日 相談員9月27日
・二次試験:アドバイザー11月29、30日 相談員11月15日~11月24日までの土日祝
と、重なっていません。
今年はW受験に有利です。
●試験会場
①一次試験
アドバイザーは全国8箇所で行われます。(札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・高松市・福岡市)
相談員はなんと19箇所です。(北海道・宮城県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・広島県・福岡県・岩手県・秋田県・石川県・兵庫県・高知県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県※岩手から後は原則として県民のみ会場選択可)
自宅から行きやすい会場がある方を受けるという選択肢もありですね。
②二次試験
アドバイザーは全国5箇所(札幌市・東京都・名古屋市・大阪市・福岡市)
相談員も5箇所(愛知県・北海道・大阪府・東京都・福岡県)です。
一次に通れば合格まであと一歩ですから、地方の人も頑張って会場に行きましょうね。
●受験料
アドバイザー 12600円(この他資格認定に10500円)
相談員 11080円(この他認定証に1800円)
●実施団体
アドバイザー:日本産業協会
http://www.nissankyo.or.jp/adv/ad210.html
相談員:国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/shikaku/shikaku.html
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