カテゴリー「 二次試験受験者向けアドバイス」の60件の記事

☆第20週の目標☆ 時事知識を身につける

時事知識の学習は頭が痛いです。
テキストではどうしても最新の時事知識をフォローすることはできず、独力で知識を身につける必要があるためです。
では、試験対策としてどのように時事知識を収集すれば良いでしょうか。
まず、お使いのテキストの発行時期を見てください。
この発行時期後の期間の時事知識を収集すれば良いと考えましょう。
そして、問題作りは大体8月~9月位に行われるとの噂があります。
つまり、その年の8月くらいのニュースまでおさえておけば、試験範囲としてはOKということになります。

どんなニュースを拾っておけばよいか、ということについては過去問題を参考にしましょう。
過去問題から時事的な内容や毎年更新されるデータなどを見つけたら、新しいものを調べると良いでしょう。
また、二次試験では、過去問題を参考に、その論文を書くにはどんな知識を持っていなければならないか考えます。
そこで書き出した時事的な知識を調べておくと良いでしょう。
今年なら、消費者庁についての周辺知識や特定商取引法・割賦販売法の改正などがあたるでしょう。

私の方で今、2009年版の時事問題集とテキストを作成中です。
来週あたりには問題集を発行できそうです。
出来上がったらメルマガでお知らせしますので、よろしければ参考にしてくださいね。

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☆第19週の目標☆苦手項目を把握しておこう

一次試験を受ける方も二次試験を受ける方もどうしても苦手な科目が存在すると思います。
科目全体ではなく、「このテーマが理解できない」というものもあるかもしれませんね。
こうした苦手項目への対応を今のうちに考えておく必要があります。

とくに一次試験の場合、9月になったら最終追い込みに入ります。
そうなれば一つの項目にこだわって時間をかける余裕はなくなります。
ですから今のうちに苦手項目を一つ一つつぶしていく必要があります。
最終的には7割程度得点すれば良いので、捨ててしまってもかまわない分野も出てきますが、それを判定するのは9月になってから。
今のうちにできるだけ苦手をなくしておくようにしましょう。

そこでテキストや問題集を改めて見直してみましょう。
テキストでは読んでもなかなか頭に入らなくて困っている項目。
過去にご案内した方法でテキスト汚しをされた方は、いろんなマークがついている項目が重点項目です。
問題集では×がついた問題。しかも解説を読んでも覚えられなかったり理解しにくいと感じる項目が大事です。
これらをチェックしておき、夏の間重点的に克服していくようにしましょう。
今これをやっておくことで、追い込み期の勉強がとてもやりやすくなりますよ。

二次試験の場合には4つの科目から選択する方式であるため、一次試験ほどは苦手科目・項目を無理に準備する必要はありません。
しかしたとえば「法律は苦手」と切ってしまえば、1時間目は消費者問題と行政知識の二つから一つを選ばなければなりません。
もし、両方とも外したら、大変危険です。
できれば「捨てる科目」は基本的には決めずに準備をし、その上で重点科目・得意科目を持っておく方が有利に決まっています。
幸い二次試験まではまだ日数があります。たとえばこれから4ヶ月間、1月に2科目ずつ克服していく方法もありますよ。

苦手を少なくするためには、自分の苦手を把握しておく必要があります。
まずは、苦手分野を書き出してみましょう。


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☆第18週の目標☆これまでの学習を振り返ろう

関東では梅雨が明けました。
いよいよ夏本番ですね。選挙も近いです。
(余談ですが今回の選挙はたぶん歴史に残る選挙になると思います。今起こってることをいろいろと注目しておくと、おもしろいと思いますよ)

4月くらいから勉強を開始される方が多いと思いますが、勉強のペースはいかがですか。
暑いのと政局がおもしろい(!)ことから私は仕事のペースが上がらずに困っています。

やる気がしないときは、これまでの勉強の成果を振りかえってみると気合が入りますよ。
勉強を始める前と今を比べてみましょう。
どんな知識が身につきましたか?
見方が変わった点や、考え方が変わった点はありましたか?
日常生活では何が変わりましたか?日常生活に勉強の成果が活かせてますか?
合格するために、自分にまだ足りないものは何ですか?

何が足りないか。
これを把握していると今後の勉強の方向性も見えてきますね。

また勉強の成果について考えておくことは、少し早いですが面接試験の準備にもなりますよ。
面接ではけっこう
・この資格を受けることであなたは何が変わりましたか
・得意な科目はありますか。得意になった理由は何ですか
といった質問を受ける方が多いですよ。

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☆第17週の目標☆問題文を大切に

アウトプットの学習をやっていますか?
一次試験なら問題演習、二次試験なら論文を書く練習ですね。
とくに二次試験の論文はまとまった時間がなければ取り組めないので、ギリギリになって慌てることのないよう、少しずつでも準備しましょう。
一次試験も同様で、問題を解いてみることによって、理解をしてたはずの知識が曖昧だったことに気づいたりします。
アウトプット学習にそろそろとりかかりましょう。

ただ実践練習は、ともすれば、正答率などに一喜一憂して終わりになる可能性があります。
論文作成ならそれで終わったとしても、論文を書くこと自体で力がつきますが、一次の場合は問題文を大切に扱う必要があります。

問題を解いて答え合わせをしたら、それで終わりにせず、もう一度問題文を読み直してください。
正しいもの(または誤ったもの)を二つ選ぶ形式の問題なら、どこが誤っているのかを完璧に言えるようになるまで。
穴埋め問題なら、正解を入れてもう一度文章を読み直します。
問題文は重要ポイントを取り出したエッセンスのようなもの。
これをしっかり読み込むことで、知識が確実になります。

論文の添削などを受けている方は、一度注意された内容は二度と注意されないことを目指してみましょう。
たとえば「行頭に句読点を置いてはいけない」というすぐに直せるようなことでもなかなか直らない人はいます。
癖になっているのかもしれませんが、添削を活用できていないことにもなり、もったいないと思います。

復習は、地味な作業ですし、おもしろみがないかもしれません。
しかし一度手をつけた問題文は、骨の髄まで味わいつくすのが賢く効率的な勉強方法です。
問題文を大切にしましょう。

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☆第16週の目標☆集中できる時間

今回も勉強時間について考えてみます。

10年前、私が消費生活アドバイザー試験を受験したときはプータロー中でした。
勉強を始めたのは8月でしたが、バイト程度しかやっていないプータローだったため、勉強時間はいくらでもとれたのです。
その際のスケジュールは午前中勉強・午後スポーツクラブ・時々バイトといった感じでした。

消費生活アドバイザー取得後しばらく資格中毒者となり(これは皆さんも、たぶんなりますよ)システムアドミニストレーターとFPを立て続けに勉強しました。
これらを勉強したときは、すでに消費生活アドバイザーとして就職した後です。
アドミニストレーターの方は通勤電車などで勉強していたのですが、自分ですごく印象に残ってるのはFPの勉強の方です。
FPは年3回くらい試験があって(当時)、たしか勉強を始めたのが12月、試験が5月か6月でした。
主に寒い季節に勉強していたのですが、このときとった勉強方法は、早朝の勉強でした。
4:00くらいに起きて2時間程度勉強し、その後ウォーキングをしにいって戻ってきてから会社に行く、という行動パターンでした。
これを毎日続けていたのですが、冬季ですから起きたときは真っ暗です。
勉強が終わって、ウォーキングのために外に出る頃ようやく空が明るくなってきます。
朝の3時間くらいを勉強と運動に使ったので、会社なんて生活の一部、付録のように感じました。
後から考えて、もっとも時間を有効に使っていたのがこの時期だろうな、と思います。
早起きなので、寝る時間は本当に早くて、23:00のTBSの筑紫さんのニュースとかはほとんど見られなかったのですが。
朝起きるのは苦手な方ですが、「勉強をやりたい」という強い意志があったから続けられたのだと思います。

消費生活アドバイザー試験は秋です。
もし明日から4:00起きをはじめたとしても、すでに空は明るいだろうし、冬に早起きするよりはだいぶ楽なはずです。
とくに梅雨から夏にかけては気候のせいで集中力も落ちますから、この際勉強時間を朝にシフトしてはいかがでしょう。
一度そういうリズムがついてしまえば早起きはできます。
最初がつらいだけです。

早朝は、頭の中が忙しくありません。
会社帰りだったりすると、今日起こったことに腹をたてていたり明日の仕事が気になったりしていることが多いですが、
早朝はそうした雑念が取り去られています。
夜勉強するよりも、スッと頭に入ってくることは、間違いありません。

注意点としては、テレビとパソコンを立ち上げないことです。
とにかくテキストだけ。問題集だけ。
それ以外の雑念は入らないようにしましょう。
身支度や朝食の用意とかも後回しにした方がいい。
別に寝巻きのまま勉強してたって、誰に見られてるわけでもないし。
コーヒーだけ入れて、普段の起床時間になるまでは、勉強だけのために時間をつかいましょう。

☆無料メルマガ「消費生活アドバイザー資格試験準備・1日1分」
を7月からスタートします。
※前回7月1日配信開始とご案内しましたが、その後まぐまぐから連絡が入り、7/1~7/3はリニューアルのために
配信作業が一切できないとのことでした。
ですので7月6日配信スタートといたします。

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☆第15週の目標☆ 短い時間を効率的に使う

この試験、とくに二次試験の論文はある程度まとまった時間がとれないとなかなか取り掛かれないところに難点があります。
本番と同じ状態で書き上げるつもりでも最低60分はかかってしまいます。
そうなると勉強にとりかかること自体に「決心」が必要になりますね。
しかし多くの受験生は社会人で、学生の頃のように勉強を最優先にまとまった時間を確保することが難しい場合が多いでしょう。
そこで、今行っている勉強の内容を仕訳してみましょう。

・テキストを読む
・副読本を読む
・問題を解く
・新聞を読む
・ノートやカードを作る
・論文のネタとなるサイトを探す
・論文を書くための資料を読む
・論文を書く

など、多くの人は何種類かの勉強方法を組み合わせて行っていると思います。
これらを
(1)60分コース
(2)30分コース
(3)10分コース
などに仕訳しておくのです。

たとえば一次試験の問題演習であれば、1題にかける時間は4分です。
解きっぱなしでは意味がないので解説を読んだりネットで関連事項を調べる時間を入れると、1題10分~20分くらい必要です。
同様に、二次試験の論文を書くとき、多くの人は今の時期ならまだ資料にあたってから書くと思います。
この資料を読むだけなら長さにもよりますが、1本3分程度で読めるでしょう。
これはと思う部分に下線などを引きながら読めば、わざわざノートを作る必要もありません。
読み終わった資料で残しておく必要ありと思うものは別のファイルに移す、など整理方法を確立しておけば、短時間でこなせます。

とにかく、空き時間ができたときに
「何をやろうかな」
「何かやろうかな」
と考えることなく、すぐに取り組めるものを用意しておけば良いのです。

「この教材にしようかな。やっぱりこっちかな」
とか考えるのは時間の無駄です。
「今日は30分早く起きたので30分だけ勉強しよう」
と思ったら、すぐに30分でできる勉強にとりかかるのが、時間の効率の良い使い方です。

やるべきことを書き出して仕訳し、空き時間に何をやるか、あらかじめ用意しておきましょう。

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本当に1分で済みますので、ぜひご登録ください。
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☆第13週の目標☆特定商取引法を味方にしよう

一次試験でも二次試験でも特定商取引法の出題率は格段に高いです。
二次試験では必ず1問は特定商取引法から出題されますし、一次試験でも2~3問は特定商取引法関連が出ます。
この法律については確実に身につけておくことが必要です。

とくに今年初めて受験する人は、今のうちに特定商取引法についての知識を整理しておくと良いでしょう。
直前になると、一つのテーマのみ掘り下げる勉強をする時間はありません。
知識が曖昧では二次試験で選択することもできなくなりますので、時間のある今、一日くらいかけて徹底的に身につけることは重要です。
二次試験の論文は、他科目は意見を問われるものが多く、ギャンブル的要素が高くなります。
しかし特定商取引法の問題は、知識がなければ書けない分、正確な知識でわかりやすく書ければ、大きな減点はされない科目です。

身につけておくべきことは以下のような感じです。
・対象取引、クーリングオフの日数などごく基本的な事柄
・行政規制の内容。取引ごとに微妙に違うので差異を把握しておくこと
・クーリングオフの対象になる取引と、例外事項(たとえば自動車はクーリングオフできない、など)
・平成20年の改正の内容(割賦販売法も)
・クーリングオフのやり方(書面、発信主義など)

市販の消費生活アドバイザーの参考書は、やはり全範囲を網羅しているためか、特定商取引法に関して言えば記述不足です。
よく整理されているのが経済産業省のサイトで、ここの情報をもとに自分なりに取引ごとの比較対象表などを作成してみると良いでしょう。
http://www.no-trouble.jp/#1200000
また、二次試験の過去問などから特定商取引法の問題文を選び、一度書いてみましょう。
アウトプットをしてみると、自分がどこを理解していないのかがよくわかります。

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☆第12週の目標☆一つの意見だけを聞くことの危険

何度か指摘したように、論文を書くためには最低限の知識が必要です。
そしてその知識を料理して文章にするためには、箇条書きで整理されたテキストを参考にするよりは、もともと文章になっている論説文などを通じて知識を得る方が近道です。
ですから二次試験の勉強用には「国民生活」をはじめとした論説文を利用する人が多いですね。
関心のあるテーマについて新書などで情報収集される方もいらっしゃると思います。

その際に一点、気をつけたい点があります。

論説文には多かれ少なかれ必ず著者の思想が入っている点です。
(新聞の記事にも入ってますよ。NHKのニュースにだって入ってます。都合の悪いことは報道しないという形で)
一見客観的に見える新聞記事やニュースでさえそうなのですから著者の主張を述べるための論説文に意見が入っているのは当然のことです。

たとえば自分の専門の分野や得意分野であれば、論説文の内容に対して
「ここは違うな」
とチェックしながら読めるのですが、未知の分野や苦手分野では往々にして批判できるほど知識がありません。
それで、よほどひねくれた性格でない限り、論説文で紹介されている内容に納得し、説得されてしまうということが起こります。
たとえば「格差社会」の話題でよく登場するジニ係数の根拠となる調査は複数あります。
所得再分配調査が高めに出、国民生活基礎調査や全国消費実態調査では低めに出ます。
また、所得再分配前のジニ係数は当然ながら所得再分配後のジニ係数より高くなります。
ここで「格差社会」を否定する論者がわざと国民生活基礎調査のデータしか紹介しないケースがあります。
逆に「格差が開いた」と主張する論者が所得再分配前のジニ係数のみを問題にしていたというケースもあります。
自分の論点に整合性を与える資料をあえて選ぶということはある意味当たり前とも言えるでしょう。
ですから、自分の考えがまとまっていないテーマを勉強するときはできるだけ複数の論説文を比較する必要があります。

この学習に最適なサイトをご紹介します。
日本の論点
http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/
一つのテーマについて、対立する論点を持つ複数の論者が論じているため、効率的に複数の物の見かたを身につけることができます。
また、知識の整理として解説もついています(解説にも意見が入っていますが)。
本でも発売されていますが、ネットでは過去のものに遡って読むことができます。
なお、月額会員と1日会員がありますが、1日会員の方をお勧めします。
私は過去に月額会員に登録して、そのまま1年以上登録したままにして忘れていて巨額な費用(1万円くらい)をこのサイトに支払ってしまいました。
1日会員なら利用したその月のみの引き落としですから安心です。

なお、ノートを取る必要がある方にはこちらのソフトをお勧めします。
http://www.kamilabo.jp/copilite/index.html
「メモ帳」などと同じ機能のソフトですが、いちいち保存をしなくて良い点や、マーカーで塗る機能がついており大変使いやすいです。

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☆第11週の目標☆概要を把握することの必要性

一次試験は当然のこと二次試験の論文についても一定レベル以上の知識がないと対処できません。
そこで一生懸命知識をつけようとしますが、どうしても苦手な分野は誰にでもあるものです。
たとえば年金のはなし。
財源の問題として、消費税がよく議論されます。
年金制度は最近ではよくニュースにも取り上げられるようになりましたが、大変複雑な制度です。
制度の内容を、
「サラリーマンと公務員は第2号で、第1号は・・・。保険料の計算は・・・。」
と把握することも、現在の財源の内訳を把握しておくことももちろん必要でしょう。
ただ、あまり関心のない分野の場合、どうしても機械的な覚え方になり、少し時間をおいたらもう忘れてしまう、
ということになってしまいます。
とくに二次試験で、細かい知識を覚えこんで再現するのは大変な労力でしょう。

関心のない分野にどうして関心が持てないのか。
その原因の一つに、そもそもそのテーマに詳しくないため、ということがあります。
少し知識を仕入れると感想が持てるようになり、おもしろくなります。
おもしろくなると、もっと詳しくなりたくなって、細かい点まで疑問点を調べようと思います。

つまり年金なら年金を理解するとき、いきなり制度のしくみから入るのではなく、制度の理念、目的、歴史などを理解します。
まず概要から抑えると、なぜ年金制度が現在のように3階建ての複雑な制度になってしまったのか理由がわかります。
これをわかった上で細部の知識の理解に移ると、単に字面を追うだけの学習と異なり、知識が確実に定着しますし、興味も深まるでしょう。
「急がば回れ」
ではないですが、理念や背景を意識すると、ホンモノの知識として定着します。

なお、二次試験で必要とされる「知識」は主にこの「理念・背景」部分です。
細かい数字やデータを一生懸命覚えても、苦労のわりに報われません。
細部よりも全体像をつかんでおくことが大事だということです。

概要をつかむのに役立つ書籍として、日本経済新聞出版社発行の
「日本経済100の常識」
があります。
私の手元にあるのは2008年版ですが、発行は前年の9月のようです。
今は2009年版が出ていると思います。

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☆第10週の目標☆白書の季節

春から夏にかけて各省庁は様々な白書や報告書を発表します。
これらの白書の多くはデータや図を駆使して、わかりやすい文体で書かれており、そのままテキストとして使えるような感じです。
当該テーマに関するここ最近のトピックや、現在重視している政策などがよくわかるようになっています。
また、そのテーマの丁寧な解説書としても利用することができます。
テキストによる学習の補充として、また二次論文向けのネタの収集として、関心のある白書に目を通すと良いでしょう。
以下に主な白書を挙げておきます。
なお、多くの白書は毎年大体同じ時期に発表されます。
現時点で平成20年版が最新の白書については、発表時期を控えておき忘れずに調べると良いですね。

○内閣府
http://www.cao.go.jp/whitepaper.html
経済財政白書、少子化社会白書、高齢社会白書、国民生活白書など

○厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html
厚生労働白書、労働経済白書など

○経済産業省・中小企業庁
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/index.html
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
中小企業白書、エネルギー白書など

○環境省
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/
環境白書、循環型社会白書

○財団法人日本生産性本部
http://www.jpc-sed.or.jp/leisure/
レジャー白書

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☆第9週の目標☆知識をつける意外な近道

GWですね。
まあ、今年は秋にも5連休があるとのこと。
秋の5連休は、受験生としては最後の追い込みに最適な5連休なので、勉強にあてる方が多いでしょう。
でも、まだ5月。
初夏くらいから勉強を始める方も多いのですから、まだまだ連休を犠牲にする必要はないと思います。
ここは息抜きして、遊んでください。
ということで、今回は試験勉強に関する具体的な話はお休みにします。

でも、資格試験の勉強をしてる時って、なぜか「学び」の心が点火されるっていうか「これが終わったら次は何をやろうかな」っていう気持ちになりやすいですよね。

で、手軽に一つの分野に詳しくなれる方法を。

書店の資格試験コーナーって、資格を取ろうっていう気持ちがあるときしか覗かなかったりしません?
最近は資格ブームもあってか、よくわからないいろいろな資格が乱立しています。
そういうよくわからない資格については、苦労して取得したところで役に立つかという点で、なかなか手が出ませんね。

しかし、それらの資格の参考書を読むだけなら十分に役に立つのですよ。
その資格自体を取得する必要があるかは謎だけれども、参考書自体は知識の宝庫です。
筆者の主張を挟まずに全体像を解説したものが多いため、知識を効率的に身につけることができます。

その資格・検定自体を受けるかどうかは別として、こうした参考書を読んでみるのはけっこう楽しいですよ。
消費生活アドバイザー試験にも役に立ちそうなのは、ECO検定や日経TESTあたりでしょうか。

ちなみに、私が持っていて時々読んでる参考書は以下のものです。
資格・検定自体を受検する可能性は低そうですが。

・メンタルヘルスマネジメント検定試験2級・3級
・P検2級
・基本情報技術者
・福祉住環境コーディネーター2級
・中小企業診断士
・宅建
・簿記2級

あ。
簿記2級は2月の試験で60点で落っこちたのでした。(3級は98点)
6月を目指しています。
だからちゃんとした勉強なのだけど、他のは受けるかどうかはわからないけど知識として楽しんで読んでいる参考書です。

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☆第8週の目標☆文章を短時間で書く

GW中は、まとめて勉強ができるチャンス、と思ってる方も多いと思います。
論文を書くには最低でも1時間、まとまった時間が必要となります。
書き終わってから読み返して反省をしたり、テキストをひっくり返して知識を補ったりします。
すると1本で2時間3時間は軽く使ってしまいます。
こうした学習にGWをあてようと考える方もいらっしゃいますね。

私の論文添削では、提出者の方に「資料を見たかどうか」「書くのに何分かかったか」を書いていただいています。
現在のところ、120分~180分くらいかかっている方が多く、資料を探すのを含めて1本書くのに1週間かけた、という方もいらっしゃいます。
論文の型を身につけるまでは、こうして丁寧にじっくりと課題に取り組むことも大変ためになります。
ただ、昨年までの感じでも、わりと皆さん直前までこのペースが続くんですね。
10月くらいでも、60分以内に書き終えている方は全体の半分いるかいないか、といった感じでした。

もちろん、1本に時間がかかったとしても、資料探しや推敲を重ねてトータルで180分かかったというのなら意味はあります。
ただ、文章作成に180分かかっているとすれば、これは早い時期に60分以内で完成させる要領を覚えた方がいいです。

その理由は、
・同じ人が書く文章なので、180分でも60分でもそれほど差のないものができあがる
ということと、
・3分の1の時間で同じ勉強成果を上げることができる
の2点です。

とくに現段階で重視して欲しいのは2つめの理由です。
今、これを意識して11月まで過ごしたとしましょう。
180分で1本仕上げてたときに比べて同じ時間で3倍の密度の学習ができるということになります。
この差はものすごく大きいですよ。

というわけで、早い時期から、1本の論文にかける時間を短縮していくようにしましょう。
勉強時間の有効活用です。

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☆第7週の目標☆凡庸な意見で終わらないように

これまで意見の持ち方伝え方について述べてきましたが、いろいろなテーマについて、意見を持つことができるようになってきましたか。
おそらく、テーマによって、意見が持ちやすいものとそうでないものがあると思います。

読み手側から見てもやはり、採点していておもしろい課題とそうでない課題があります。
読んでいておもしろい課題とは、いろいろな論点のある課題です。
たとえば昨年の問題であれば、2時間目の経済、企業、生活経済あたりはおもしろかったのではないかと思います。
中心論点が多種多様で、どこに重点を置いて論じるかで個性が出やすい課題だったからです。

一方、読み手にとってつまらない課題とは、正解が決まっているような課題です。
消費者庁や消費者教育に関するテーマ(この資格に特有なテーマ)の場合、どの論文も同じようなものになりがちです。
すでに、国民生活あたりに載っているような意見の論文がほとんどだからです。
こうした、業界特有のテーマであればあるほど、素直な自分の考えを述べる工夫をすると良いです。

また、これはどの科目でもいえることですが、すでに行われていることを
「○○をすべきである」
「○○をさらに推進すべきである」
などと書くだけでは、意見を言ったことになりません。
たとえば
「消費者行政の一元化が必要である」
「全ての世代にさらなる消費者教育の機会を与えるべきである」
などと書いても、なんの新鮮さもありません。
前者はすでに語りつくされたことですし、後者の「さらなる機会」はまったく具体性がありません。
今現在も行われていることを、「さらに行う」と書いても、「現状よりどの程度機会を増やすべきなの?」
ということになります。

一見、書きやすそう、と思うテーマほど、このような落とし穴があります。
凡庸な意見になっていないかどうか、チェックをしてみてください。

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☆第6週の目標☆意見を持つには努力が必要(4)

今まで主に「意見の持ち方・作り方」を書いてきましたが、今回は「意見の伝え方」です。
論文では読み手に自分の意見を伝え、できるだけ納得させることが必要です。
やはり共感してもらった方が高評価を得られる可能性が高いためです。
意見の言いっぱなしはいけません。

とは言え、採点者の意見なんてわかりませんよね。
採点者と同じ意見だったらいいけど、違う意見を書いちゃったら。
やっぱり賭けなんだな、と思ってしまいそうです。

採点者と意見が合うかどうかに左右される「運」のようなものが全くないとは言い切れません。
ただ、意見が同じだからといって必ず高評価になるわけではないし、違う場合でも「おもしろいな」と思わせればかえってインパクトが大きくなります。

伝え方のコツは、感情的だと思われないことです。
感情的な文章とは、一つの見方に固執したような文章です。
多くの場合、長所と短所は表裏一体であるように「これが100%善」ということはありません。
一つの意見を一方的に書きまくるような文体にしないことが大切です。
「○○を行うべきである」
ではなく、
「○○を行うには△△や××などの課題が生じる。しかしその課題より優先すべきは○○の☆☆という利点である」
みたいな書き方です。
結局同じことを言っているのだけれども、ちゃんと課題も考慮した上で言ってるんですよ、というアピールができています。

また、主張するには必ず、そう考えるに至った根拠や理由があるはずですね。
根拠や理由を省略して「○○を行うべきである」という結論だけを述べても説得力はありません。
必ず、根拠や理由を論文中に入れるようにしましょう。

以上2つのことを守れば採点者と意見が異なっても大丈夫です。
採点者にとっても、想定外の「驚き」のある答案は楽しいものです。

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☆第5週の目標☆意見を持つには努力が必要(3)

論文を書くとき、ほとんどの人が新聞やインターネットなどから資料を探し出して意見の参考にしていると思います。
一つの論文を書くにあたり多くの資料にあたってみることは、それ自体が勉強になるので良いことです。
この機会に多くの論説文を読みこなしてほしいと思います。

ただ、資料にあたるとき、できるだけ心がけて欲しいことがあります。
それは、
「対立する意見を探すこと」
です。
とくに専門家が書いた論説文などは、文章力もありますので、一つだけ読んだ場合には納得させられてしまう場合が多いです。
「A」という事柄について推進の立場をとる文章の場合、Aの良い点はいろいろ書かれていても、悪い点については言及が少ない場合があります。
たとえば「小さい政府」的な話は新聞でもよく取り上げられますが、日経新聞ばかりを参考にしていると、推進論ばかりになってしまいます。
こういうときにはあえて「小さい政府」に批判的な資料にもあたってみましょう。
批判側は、推進派が見落としている欠点を指摘している場合が多いです。
推進派と批判派の両方の文章を読むことにより全体像を掴みやすくなります。

一つの論調をお手本として参考にしてしまうと、その意見が正しいという前提に立った論文になってしまい、思考停止してしまいます。
二つ以上の論調を比較検討して、どの論調のどの部分に自分は賛成なのか反対なのかを考えてみましょう。
この作業を行うことにより、視野が広がり、この資格で要求されるバランス感覚が身につきます。

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☆第4週の目標☆意見を持つには努力が必要(2)

前回は「やっぱり知識が必要」というお話をしました。
知識がなければ説得力のある意見は言えないということでしたね。

ただ、二次試験で必要となる「知識」は、たとえば「訪問販売法と割賦販売法の成立年」のような暗記的知識とは違います。
「訪問販売法、割賦販売法それぞれが成立した背景」を知っている、といったような知識のことです。
「子育て支援」でも同じです。
子育て支援策は現行どのようなことが実施されているか、細かく知っていれば書けるというわけではありません。
子育て支援の場合、ちょうど子育て中の人などは実体験上の苦労として身をもって知っているかもしれません。
そういう場合は良い問題提起ができる可能性が高いですが、あらゆるテーマを「実体験」するわけにもいきません。

たとえば「介護保険」。
介護認定が何段階だとか、要介護1の人は上限いくらまでサービスを受けられるだとか、そういった知識を持っていたとしても、その認定の実態は適切なのか、サービスの限度額はそれで良いのか、といったことまでわかっていないと意見は書けません。

「体験」はできないけれども、そういった問題意識を表現した書物やインターネットのサイトはたくさんあります。
追体験とまではいかないけれども、現行制度や現在の状況がどうなっているか、に加えて、その影響や効果に着目して知識をつけることが大切です。

介護保険の制度の内容を詳しく知っていることよりも、現行介護保険制度がどんな役割を果たし、どんな課題を抱えているかを知っていることが、二次試験対策としては重要なのです。

二次試験対策での知識は、暗記ではなく、全体像をつかむ形でつけていってください。

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☆第3週の目標☆意見を持つには努力が必要(1)

論文試験では、意見を書かなければなりません。
とくに昨年の問題などは、広いテーマで、自分なりの考えを示す必要があるものばかりでしたね。
だから、準備の段階で、いろいろなテーマに関心を持ち、意見を言えるようにしなければなりません。
それは既に一度試験を受けた経験のある皆様ならば、百も承知のことでしょう。
しかし、意見を持てって言われても、どうしても意見を持てないテーマもあるもの。

意見を持てない原因は何でしょうか。
「興味が持てない」
「難しくてよくわからない」
「経験がない」
「資料がない」
「自分の考えを述べるのは苦手」
・・・・・
いろいろな原因が浮かんでくると思います。

克服方法の一つが「知識をつけること」です。
よく「二次試験は知識ではなく意見で決まる」と私も言いますが、意見というものは結局、知識が不足していれば言えないものです。
たとえば「格差」が初めて出題されたのは平成18年度試験でしたが、そのときには
「まったく準備していないテーマで、何を書いたらよいのかわからなかった」
という感想が多かったです。
「格差」は平成19年にも再度出題され、その際には前年の問題を見て準備していた人が多かったようで、もっとも選択者の多い問題となりました。
「格差」について現在どのような論点があり、どんな意見があるのでしょうか。
何を根拠に「格差拡大」が叫ばれるのでしょうか。
こうしたことを知っていれば、自分の意見もあとからついてきます。
「格差」について、いろいろな人の意見を読んだり、格差に関係する統計を調べてみたり、何が原因で格差が拡大したのか。
過去の総理大臣は格差についてどのような発言をしていたのか。
などなど、調べれば調べるほどいろいろな感想をもてるようになると思います。
感想が進化したものが意見です。

意見が持てない原因は、実は知識が表層的であったから、ということは、案外あるものです。
さあ、好きなキーワードでネットを検索し、そのテーマについて書かれたブログなどを片っ端から読んでみましょう。

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☆第2週の目標☆昨年の問題文をクリアしておこう

昨年の論題は明らかに知識よりも考え方重視の問題文でした。
知識の有無で選択を断念せざるを得なかったのは法律2くらいでしょう。
他の科目は、自分の得意分野や自分の意見に引き寄せて書くことのできる、解釈の幅の広い出題でした。
解釈の幅の広い出題は、
「とりあえず原稿用紙を埋められる」
「白紙で提出することにならなくて良かった」
という点で、ホッとする出題です。

ただ一方で、問題文の要求を掴みにくいという難しさもあります。
解釈の幅が広いので、その人の考え方、重視しているポイントなどが伝わりやすいのです。
たとえば生活経済の「子育て支援」について書くとしても、
・子育ての「お金」について書く(児童手当の問題、予算の配分の問題など)
・子育ての「時間」について書く(育児休業の問題、ワークライフバランスなど)
・子育ての「制度」について書く(待機児童の問題、保育園の認可の問題など)
などなどどこに照準をあてるかの選択肢は多様です。

「企業の消費者相談」「高齢社会における消費者行政」も同様ですね。
なんか、問い方が大変大雑把でした。
これらの問題文は、テーマを変えていくつかの論文を書いてみる練習に使えます。
今は一つの解答しか思いつかないかもしれないけれど、別の角度からあえてアプローチしてみたらどうなるか。
同じテーマでも切り口はいろいろとあり、それがあなたの個性になるのです。
「一つのテーマからいろいろな問題意識を派生させてみる」
そのトレーニングに、昨年の問題は最適です。

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☆第1週の目標☆過去の失敗を経験に

こんにちは
今週から2009年度試験の勉強をされる方に向けてメールマガジンを書いていきます。
今の段階で受験を決めていられる方は、勉強スタート時期としては早い方だと思います。
良いタイミングで受験を決意されましたね。
また、昨年残念な結果で今年また一次試験から、という方も多いと思います。
そういう方は、けしてゼロからのスタートではありません。
合格不合格に二分される資格試験は、ギリギリで落ちたとしても、お話にならない状況で当然に落ちたとしても、結果から見れば「同じ」です。
とは言え、これから勉強をスタートするという観点では、昨年一生懸命勉強した経験や、本試験を受けた経験は強い武器になりますよ。
試験場の雰囲気や、試験の傾向を知っているということは、大きな力になりますからね。

実は私も先週末、久々に試験を受けてきました。
簿記検定の3級と2級です。
昨年11月の消費生活アドバイザー試験が終わってから今まで、私は暇なんです。
それでその間を利用して勉強を始めたのが簿記だったというわけです。
すでに解答速報などが出ているようですが、答え合わせはしていません。
というか、答えをメモしてくる時間的余裕もなにもなかったのです。
感触としては3級はいけただろう、2級は半々、といった感じです。

本試験を受けたお陰で2級再受験の際に「活かせること」はいろいろと感じてきましたね。
もっとも感じたのは、計算のためにA4の白紙が一枚渡されるのですが、その白紙をケチりすぎたという点が挙げられます。
最初、白紙をケチって問題文の横でちょこちょこと計算してしまいました。
そのため、何がなんだか結果的によくわからなくなり、全部やり直す、みたいな余計なことをしていたので時間がギリギリでした。
「白紙をケチらない」
というのは私にとって教訓となりました。
あと、自分で下書きした字が汚すぎてわけがわからなくなって足すところを間違えた、ということも挙げられます。
字を書くスピード自体、きれいに書いても汚く書いてもそれほど差がないはずですよね。
殴り書きをする方が「気分的」に速いような気がするものだから、焦って書いて、そのためにグダグダになってしまいました。
反省してます。

こういうことって試験を受けてみないとなかなか気が付かないことですよね。

そこで昨年試験を受けた皆さんは、昨年の試験当日のことを今一度思い出してみませんか。
一見些細なことでも、試験を受けてみないとわからない後悔事項というものが、きっと一つ二つあると思うのです。
それが、昨年の試験の収穫です。
同じ轍を踏まないよう、試験当日のバタバタを振り返っておくことは、大切ですよ。

今年はじめて消費生活アドバイザーを目指す方は、私の簿記のような、他の試験の記憶でも応用できるものがあると思います。
問題文を丁寧に読みすぎて時間が足りなくなった。
あやふやな問題に△をつけておけばあとからの見直しが簡単だったのに。
勉強中に理解が足りなかったところがやはり答えられなかった。
など、一般的な試験で起こりうる事柄は、消費生活アドバイザー試験の一次試験でも共通して起こり得ます。
まず、試験における自分の弱点、欠点を確認しておくこと。これが大事です。

それからテキストはやはり必要だと思います。
市販のテキストは丸善と東京教育情報センターの2種類が出ていますので、このどちらかを購入しておくと良いでしょう。
できれば本屋さんで実際に手にとって見て、仲良くできそうな方のテキストを選ぶといいと思いますよ。

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試験おつかれさまでした

昨日、日本産業協会のHP上で合格発表があり、今日合否通知を受け取った方が多いと思います。
ネットで発表を見た方はご存知かと思いますが、昨日の発表はフェイントでしたね。
「2月初旬」ということだったので今週初めくらいから今か今かと日本産業協会のページを見に行っていて、「ああ、やっと発表になった」と合格者名簿をクリックすると、ファイルが開かない。
トップページとアドバイザーのページどっちからやってもダメ。
あげくの果てに、私は自分のブラウザ(最近グーグルクロムを使ってます。使い勝手が非常に良いですよ)を疑い、他のブラウザでも試してみる始末。
いろいろやってるうちに表示はいつのまにか「準備中」に変わっていました。
「あーあ。もう、どうしようもないなあ」と諦めていたところ、午後に受験生の方からのメールでやっと「繋がった」旨を知りました。
誰かHPに詳しい方、産業協会を手伝ってあげてください(笑)。

さて、二次試験の合格率は約50%。メールを見てくださってる方も、単純に計算すれば合格者半分、不合格者半分だと思います。
ここで合格者の方に「おめでとう」と書くのは、不合格だった方の傷口に塩をすり込むような行為かとも思いますので、とても傷ついてる方は、下の「●不合格だった方へ」まで飛ばしちゃってください。

●合格だった方へ
何はともあれおめでとうございます。
二年越しの方や、それ以上勉強に費やされてようやく合格通知を手にされた方もいるでしょう。そういう方は、きっと喜びもひとしおですね。現在の感動を忘れずに、次の目標に向かってスタートしてくださいね。
さて、皆さんはすでに、「資格をこう生かそう」みたいな目標をお持ちだと思います。
王道みたいな目標は、私よりも皆様自身が一番わかっていることだと思います。
で、私からのちょっと邪道な目標の提案を申し上げます。

この資格をとるためにかかったお金はいくらですか?
テキスト代、通信・通学講座代、資料代、受験料、受験会場までの交通費、アドバイザーの登録料などです。
有資格者となった皆様は、まずこのお金の元を取るにはどうすれば良いかを考えてみましょう。
仕事を探すのでもいい、自治体で講師やモニターを引き受けるのでもいい(謝礼が出るはず)、試験で身につけた知識をもとに生活設計を見直すのでもいいですね。
元を取ったお金は、次の目標のために使いましょう。

産業協会では企業と人をマッチングさせるこんな事業も始めたようですよ。
http://www.nissankyo.or.jp/koh/no109-singeneki-5-8.pdf

なお、合格者研修講座の最近の情報が不足しています。
研修講座を受講される方は、感想などをお聞かせくださいね。

●不合格だった方へ
今年の結果は残念でしたね。
論文、面接という白黒はっきりしない(?)試験であるゆえ、運なども大いに関係する結果です。
結果は残念だったけれどもこの一年、あなたが勉強して蓄えてきた力は本物です。
何もしなかったときと比べて、知識や思考力はぐんと成長したと思います。
この経験を、ぜひ次に生かしてくださいね。

さて、来年の試験についてですが、今年何が足りなかったか、まず分析してみてください。
練習時間が不足していた、ヤマが外れた、知識が足りなかった、面接で怖い人にあたったなど、考えられる原因を挙げてみます。
そしてそれを克服する方法を考えましょう。
試験では、実力だけでなく、戦略も必要になります。
あなたにはすでに一度試験を受けた経験という大きな武器があります。
この経験を徹底的に分析し、来年の糧としましょう。
これは二年目だからこそできる対策です。
また、二年目の場合には論文対策だけにじっくりと取り組める利点があります。

とにかく、二年目の人が一番苦労するのはテンションの維持です。
一年目ほど勉強内容が新鮮に感じないということもあります。
今のうちに年間の勉強計画をたててしまいましょう。

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2008年度試験を終えて

こんにちは
先週末は試験おつかれさまでした。
「空洞化」はそろそろ克服されましたか。
次の目標に向けて、体勢を立て直しましょうね。

さてこれまで皆さんは「頭」を鍛えてきましたね。
今度は「身体」を鍛えるのはいかがでしょう。
実は私は11月の多忙期間、wiiの
「シェイプボクシング Wiiでエンジョイダイエット」
というソフトを購入。
添削がすべて終わるまでオアズケということにして、部屋にゲームソフトを飾っていました。
これを「目標」にして、添削に励むというわけです。

添削が全て終わった先週、「空洞化」して最初は何も手に付かなかったため、土曜日にこのソフトを解禁。
そう、ちょうど皆様が二時間目の論文を書いている頃、このソフトを初めてやってみたのです。
おかげで、今すごい筋肉痛にみまわれています。
あくまでもエクササイズソフトなので、本物のボクシングというよりは、スポーツクラブのエアロビクスのクラスであるようなボクシングですが、そういうニーズがある方にとってはスポーツクラブより安上がりだと思います。
一ヶ月分の会費より安いですから。
私は昨年ブートキャンプを購入して以来、家でできるものは家でやった方が往復の時間も節約できるし費用も安い、ということでスポーツクラブをやめてしまいました。
うちでは、今年の冬はこのソフトで運動することにしています。
旦那は会社から帰ったあと、ビールを飲む前にボクシングをやって風呂に入ることにするそうです。

これがそのソフトのHPです。
amazonで買うと4000円台くらいになります。
http://www.rocketcompany.co.jp/shape/index.html

一体、何を宣伝してんだか。

私が今日宣伝したかったのは本当はこっちです。
試験が終わり、受験生の皆様からメールを頂いています。
本来なら2月の発表終了後に掲載していたのですが、
「今年の受験生の声は、いつ掲載されるのか」
というご要望もいただきましたので、今日から随時更新していくことにします。
最後に感想投稿フォームをつけました。
お送りいただいたら、こちらで内容を読んだ上で、個人情報がわからないようにして掲載します。
匿名でも投稿できますので、ご協力をお願いいたします。
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/houkoku.htm

なお、このメールマガジンは今後しばらくは不定期発行になります。
2月まで仕事がなく冬眠状態に入るため、何かお知らせしたいことがあったときのみお送りすることにします。
2月以降は来年度に向けて、また週一回発行を再開します。
どうぞよろしくお願いいたします。

黒川 葉子

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☆第40週の目標☆面接対策

こんにちは
昨晩最後の添削を終え、私は一足お先に仕事納めです。

さあ!遊ぶわよ。
というわけで、今日はやりたいことが一杯あったのでした。
新しい勉強を3つ始めること。
新しいゲームを2つ買ってあって、添削が終わったらやること。
添削集中期間中禁止していた本屋通いが解禁されたこと。
添削集中期間中禁止していた国会をテレビで見ること。
秋から溜まっている新聞を全部読んで切り抜くこと。
先送りしていた部屋の掃除を大々的に行うこと。

などだったのですが、今夕方の5:00です。

今日やったことは、
新聞を多少整理したこと(まだ仕事の延長っぽい)と、本屋を覗く
も何も買わずに帰ってきたこと。
国会をつけたけど、ほとんど見ていなかったこと。

勉強手付かず。
ゲーム手付かず。
もちろん掃除もまだ。

・・・日々の添削で頭フル回転状態だったのが、急になくなったの
で、空洞化したんです。
本当に、ろくなことをやりませんでした。今日。

皆さん。
覚悟ですよ。
来週の今頃、皆さんもこの状態を経験されると思います。
私は日曜の朝2人目の面接で、9:30頃には試験が終わったので
すが、その日一日まったく使い物にならなかったのを覚えています。
本当に、試験後の空洞化は深刻です。

さて、最後のアドバイスです。

先週、面接時のふるまいをおさらいしておこうと申しましたが、今回
は想定質問のお勧めです。
アドバイザーの二次試験では、資格取得動機だとか資格をとったら何
をやりたいかだとか、そうした一般的な質問が主流です。
知識については基本的には問われないと考えて良いでしょう。
もちろん、話の流れで知識のことが出てくることはゼロとは言えない
かもしれませんが、そこでの回答が誤りだったとしても、
「○○が正解ですよ。資格をとったらまた勉強してくださいね」
と優しく言われた、みたいなケースが多いようで、合否には関係ない
ようです。

それよりも重視されるのは、資格をとったら活用してくれるかどうか、
ということのようです。
つまり、受験動機や取得後に何をやりたいか、現在の仕事と資格の関
連などは問われやすい質問です。
これらの質問を想定して、回答を考えておくと良いでしょう。

それから、質問にうまく答えられないケースがあるかもしれません。
知識系の質問の場合にそういうことが起こるかも、と思われます。
万一そんなことが起こった場合に備えて、即答できない場合に何と言え
ばいいかも考えておきましょう。
自分が面接官で、答えに窮した受験生を目の前に見ているとしましょう。
そうしたときに、どのような言い訳(?)ならば微笑ましく思えるでしょ
うか。
そのあたりがヒントになりそうです。

さあ、今週末の試験に向けて、あとは体調管理が大切ですよ。
明日あたりから早起きを始めましょうね。
起きてから3時間くらいはたたないと、頭の回転が最高潮にならないそ
うです。

本番で全力で戦ってきたら、ぜひ感想をお聞かせくださいね。
情報提供大歓迎です。
来年の受験生のためにも、皆様の声をHPに掲載したいとも思います。
(昨年のはこんなかんじでした)
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/houkoku.htm

どうぞよろしくお願いいたします。

黒川 葉子

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【LICCの二次試験対策講座・テキスト】
●論文演習2008(直前コース)
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/ronunform.html
●二次試験対策WEB講座
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/webkouza2008.htm
●会員制ブログ「論点ヒント集」
http://homepage3.nifty.com/licc/html/melmaga/ronten.htm
●論文解説集
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/ronkaisetsuform.htm
●時事マスター
http://homepage3.nifty.com/licc/html/asca/jijiform.html
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☆第39週の目標☆面接対策

こんにちは。
試験の準備も大詰めを迎えているところと思います。
もう少しの辛抱で、自由になれますよ。

さて、論文講座の受講生の方からお手紙をいただきました。
その方は、けっこう早い時期からコンスタントに準備をされていたのですが、実は一日12時間以上も仕事に時間がとられ、勉強時間はほとんどとれない状態。きつい仕事と家事を両立されているそうです。
そして、勉強時間をとるために、早朝や深夜に近くのドトールに行ってそこで論文を書いていらしたそうです。
「今、夜中の12:00を過ぎてドトールにきました」
と書いてあり、びっくり。
素晴らしい心がけですが、帰り道にはくれぐれも注意してくださいね。

でも、すごいでしょ?
私はこの手紙を読んで、「忙しいからあれがやれないこれがやれない」って言うのは単なる言い訳だな、と思いました。
私自身は現在年に一度の多忙中であるため、それを理由に部屋の掃除とか新聞の整理を先送りにしています。
なんでもかんでも「11月が終わったらやる」ということにしています。
仕事が忙しくて勉強時間が今日もとれなかった、と焦ってる方もいらっしゃいますよね。
でも、この方のエピソードを読んで、やはり気合次第だな、と思い直しました。

多少睡眠不足になるかもしれませんが、泣いても笑ってもあと2週間です。
2週間だけ、ちょっと無理してでも時間を確保してみませんか。
2週間なら、集中力を維持することも、きっと可能ですよ。

さて、今回と次回は面接について触れることにしましょう。

「面接なんか楽勝」と軽く見ている方もけっこう多いので要注意です。
やはり、「論文合格面接不合格」で、不合格になる人も出るのがこの試験なのです。

面接のための準備はそれほど多くはありませんが、やはりまったく準備せずに本番を迎えるのは危険です。
面接時間は10分~15分程度。
短い時間で判断が下されてしまうので、最善の対応をしたいものです。

この試験を受ける人はけっこう大人の方が多くて、
「就職面接なんか受けたの○年も前だな」
って方が多いです。
そういった方にとっては本当に久々の面接体験となると思います。

そこで改めて、面接の基本を復習しておく必要があります。
たとえばノックをして部屋に入ること、入ったら受験番号と名前を名乗ること、「座ってください」と言われてから椅子にかけること、姿勢を正して椅子の背には寄りかからないこと、など基本と言えば基本ですが、緊張しているとそうした注意が吹き飛んでしまう場合があります。
面接の正しい立ち居振る舞いを事前に意識しておくことは大切です。

また、大人の方の場合、もしかしたら面接を受ける側よりも面接官をやった経験の方が豊富、という方もいらっしゃるでしょう。
そうした方は、面接官のときに自分が受験生のどこに着目するか、を考えてみると良いでしょう。
採用するポイントはどこか、というのは案外入社面接でも資格の面接でも変わらなかったりします。
その着眼ポイントを生かして面接に臨むことができれば安心です。

面接の基本を復習しておきましょう。

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☆第38週の目標☆論文で間違えやすいこと

こんにちは。皆様お元気ですか?
私は、先週ひきかけた風邪、「ビタミンC激飲み」によって今回も見事に打ち負かしましたよ。
実は今回はビタミンCのおかげかどうかわかりません。
乾燥が激しかったため、加湿器をつけ続けたことと、家にあった「ベンザブロック熱用」を2回飲んでしまいました。
ベンザブロックは、鼻用、のど用、熱用に分かれていて、今回の症状は鼻とのどだったので、熱用じゃだめかな?と思いましたが、やはり風邪薬です。とっても効くみたいです。

さて、今回もまたまた「間違いやすい点」を指摘しましょう。

(1)「説明しなさい」の場合は説明だけすればいいの?

問題文の問い方には「論じなさい」「述べなさい」「説明しなさい」などがあります。
問題文をじっくり読んでると、この問い方の違いに妙にひっかかってしまうことがあると思います。
「論じなさい」と言われるとちょっと難しいような感じがしたり、「述べなさい」だとほっとしたり。

これらの語尾にこだわる必要はまったくないとは言いませんが、過度に気にする必要はありません。
強いて言うならば、語尾だけにこだわるのではなく、問題文全体のニュアンスから、
「意見が求められているのか、説明が求められているのか」
を判断してください。
傾向としては、法律知識が説明主体の内容を求められることが多く、経済分野は意見を求めてるものが多いように思います。
意見が主体だな、と思ったら4段落のうち3段目と4段目でしっかりと意見を述べましょう。
字数にして背景の記述や事実説明を1、2段で行ったら残りの500字くらいを自分の考えとその根拠、理由の説明にあてます。
説明が主体の場合には600~700字程度まで説明になるかもしれません。
それでも最後の100~200字は必ず自分自身の言葉で、一言コメントを添えるようにしましょうね。

二次試験は、消費生活アドバイザーとしての資質を見る試験です。
まったく第三者的に、説明文のみで終えてしまうのは、その資質の判断を難しくさせてしまうのです。

(2)消費者、行政、企業三者の立場から書くのが王道?

論文の添削をしていると、
「まず、消費者の役割は~、次に企業の役割であるが~、そして行政は~」
のような三者の立場から書いているものをよく見かけます。
また、
「消費者、企業、行政三者の連携が重要である」
という結論もよく見かけます。
なんとなく「三者」を強調することで、バランスがとれるからでしょうか。

ただ、たくさんの論文を読んでいると、この表現が出てきたときに感じることは
「またか」
ということです。

何か、マニュアルどおりの書き方のような感じがして、新鮮味をまったく感じないのです。
それに「三者の連携」って何ですか?
どうやって「連携」するのですか?
しなくてはならないのですか?

これほど抽象的な表現はないと思います。

過去の問題文を見ると、問題文の中で「三者の役割を論じなさい」みたいに要求されている場合があります。
このような場合は当然、それぞれの役割または三者に共通する役割を書く必要があるのですが、問題文で要求されていない場合にはどうしても書かなければならないことではありません。
無理やり型にはまった書き方をするよりも、自分の意見を素直に出す方が印象の強い論文になります。

論文は「みんなが書くこと」を外したら減点されるわけではありません。
「みんなと同じ」よりも「私自身の考え」が大事なのです。
三者の役割を無理にこじつけたり、何でもかんでも「連携」と書けば安心、などということは絶対にありません。

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☆第37週の目標☆論文で間違えやすいこと

関東地方は突然寒くなっています。
そう言えば昨年はもっと寒かったなあ。
11月中にダウンジャケットを着てしまった記憶がある・・・。
急に寒くなってますが皆様体調は万全ですか。
私は風邪の寸前のような症状に悩んでいます。
これまで、風邪をひきそうになったらビタミンCの「激飲み」でこらえています。
ビタミンC剤を、通常の3倍くらい一気に飲むのです。
他のビタミンと比べて、ビタミンCやビタミンBは水溶性ですから余分な分は出てしまいます。
だからたくさん飲んでも体に害はないそうです。
ビタミンC激飲みで毎年風邪を寸前でおさえています。
最近風邪をひいた記憶はありません。
皆さんも、受験直前に風邪気味になったら騙されたと思ってビタミンC激飲みをやってください。
初期なら、それだけで風邪が退散する場合も多いようです。

さて、本日は日本産業協会で一次試験の結果(受験番号)が発表されました。
ついにラストスパートですね。
今回も「間違いやすい点」を指摘しましょう。

(1)時間をかければいい論文が書けるのに

本番の悩みは、60分で書き上げなければならないことですね。
あの集中は本当に疲れます。
60分があんなに短く感じるものはほかにないです。本当に。
メールなんかだったら60分どころか10分くらいで800字書けるんですが、鉛筆で書くとなると。

そういうわけで、やはり現時点では皆様時間がかかっているようです。
私の論文講座では作成時間を書いていただいていますが、1テーマで180分くらいかかっているのが平均的なようです。
180分、一つのテーマに向き合うことができれば、それはそれでものすごく力はつくと思います。

しかし。
本番は60分なのです。
皆様があと一ヶ月で絶対にできるようにしなければならないのは、法律を覚えることよりも、人口関係のデータを暗記することよりも、難しい企業経営用語を覚えることよりも、なによりも「60分で800字書けるようにすること」なのです。

とにかく一度、スピード最優先で何か適当なテーマで一つ書いてみてください。
制限時間は本番の60分から問題文を読む時間を割り引いて45分でいきましょう。

45分で書き上げたもの。
180分かけたものと比べてどうですか?
本当に、良いものを書くには長い時間が必要なのでしょうか。

内容的にはたぶん、それほど差はありません。
たぶん、文字がちょっと雑だった、とかいう差くらいしかありません。

そのことを確認するためだけでもいいのです。
一度制限時間をクリアしてみれば、信じられないほど気が楽になりますよ。

(2)第一段落が勝負を決める?

実際に原稿用紙に向かって論文を書いてる人を見ていると(数年前まで通学講座を行っていて、実際に書いていただいていました)、皆さん書き始めるのにすごーく時間がかかるのです。
慎重に、丁寧に書き始めるからでしょう。
最初は時間的余裕もありますから丁寧に丁寧に一段落を書いて、30分経過。
あれも書かなきゃこれも書かなきゃ、で一段落ですでに300文字以上書いている。
なんて人が多かったです。

しかし考えてみてください。
4段構成の論文だとして、第1段落はだいたい「背景」の記述から始めますよね。
たとえば消費者問題ならば、最近起こった消費者問題(食品偽装表示とか)をいくつか挙げて、「消費者の信頼は失われている」とか、事実描写が中心となります。
これ、ほとんどの人が同じ書き出しになります。

で、第2段落はだいたい、現在の法制度の内容を説明したり、そこで起こってる問題を説明したりします。
これも事実描写中心ですから、鋭い人は多少良い内容を書いていたりしますが、まだあまり差は開きません。

その人らしさが出て、論文のクライマックスとなるのが第3段と第4段です。
つまり、評価の中心は3、4段で決まることが多いです。

極論すれば、勝負が決まるのは最後の方の記述なのです。

だから、第一段で悩むのは時間の無駄です。
どうしても苦手な人は数パターンの書き出しを事前に準備しておいてもいいくらいです。
どうせ差はつきません。

本番では集中力の70%を後半2段に費やしてください。
書き出しが思いつかずに四苦八苦するっていう行為は、文学作品を書くならともかく、論文では無駄な努力です。

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☆第36週の目標☆論文で間違えやすいこと

勉強は順調ですか?
今年は皆様スタートが早いです。
今、私のところには、受験直前のときのような勢いで論文が殺到しています。
返却が遅れ気味でいろいろな方にご迷惑おかけしてすみません。
頑張っております。
今日も一日缶詰で添削マシーン化してました。
明日も多くの皆様に添削の返却が届くと思います。

さて、添削をしていてよく目にする「間違いやすい点」を今日はいくつか指摘しましょう。

(1)難しい言葉を使わなければいけない?

一次試験のときに一生懸命覚えた専門用語。
あれは二次試験でも書いた方が良いのでしょうか。
答えは「否」です。
論文は知識を競う場ではありません。
見られる力は「人の話(つまり問題文)をしっかり聞く力」「見識」「説明力」の3点です。
難しい言葉は、通常当たり前に使用している人なら使ってもOK。
だけど無理して覚えこんで使うと、却って板についていないことがバレてしまうのです。
普通の言葉で書くことが大切です。

(2)800字近く書いた方がいいの?

論文では600字以上800字以内で作成することを命じられます。
ですから600字以上書けば、一応条件は満たしたことになります。
ただし800字を一文字でも超えたらダメです。
句読点が最後のマスを超えて余白のところになっちゃった・・・みたいな微妙なケースはどう扱われるかわかりません。
安全のために、言葉の置き換えなどで句読点も800字のマス内に収めた方が良いでしょう。
あとから書き足して、挿入したような場合も要注意です。
書き足した分を含めて800字になっているか数えましょう。

さて、では600字をやっと超えた、と言った場合はどう評価されるのでしょうか。
基本的には内容が良ければ高評価は得られます。
ただ、内容が人より良ければ、です。
同じぐらいのレベルの場合は微妙です。
やはり600字ぎりぎりよりは800字近く書いた方が内容は濃くなります。
できるだけ800字近く書きましょうね。

ちなみに、800字を書くには、1000字分くらい書きたいことがあるのを凝縮した方が、600字しか書けないものを無理やり引き伸ばすよりも中身は濃くなります。
問題文を選ぶとき、書きたいことがよりたくさん見つかった方を選択するようにしたいですね。

(3)段落はどうすれば?

けっこう見かけるのが、1行ずつ改行している人です。
WEBなどで文章を書く場合は改行した方が読みやすいですからね。
メールなどの癖も関係してるのかもしれません。

しかし原稿用紙ではマス目が決まっているため、1行ずつ改行すると余白が一杯できてしまいます。
原稿用紙では段落が変わるとき以外は基本的に改行はしてはいけません。
そして段落は、800字であれば3段構成か4段構成のどちらかにするのが適切です。

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☆第35週の目標☆新聞記事の読み方

一次試験の時事的問題や二次試験のために新聞記事の切り抜きをしている人もいると思います。
二次試験では時事の準備が果たしてどの程度役に立つのかは、試験問題にもより、何とも言えません。
ただ、消費者問題や消費者に関わる法律、経済情勢などはどんどん変わっていくため、資格をとったあとも常に新しい情報を更新していく必要があります。
そういう点で、情報を収集する力、情報を活用する力が試験でも必要とされるのですね。

さて、二次試験対策としての新聞記事の活用方法を今週は考えましょう。
新聞記事の活用方法は大きく分けて二つあると思います。

(1)客観的事実の収集・知識の増強

一次試験のときは、たとえばGDPや社会保障費、家計調査の結果など、新聞記事から細かい知識をピックアップし、覚える必要がありました。
とくに毎年発表される統計調査の結果などは、テキストでは追いつかないことが多かったため、新聞記事で補充しなければならなかったはずです。
二次試験の場合も、知識がなければ意見も書けませんからそういう意味での知識の補強は必要です。
しかしそれは細かい桁まで数字を覚えなければならない、調査結果を逐一覚えこまなければならない、と言った「知識」ではありません。
二次試験で必要とされる知識は「全体像の把握」です。
たとえば先日温暖化対策行動計画が閣議決定されましたが、この内容は知っていますか?
特徴的な施策、印象に残った施策はあるでしょうか。
全体の方向性は、新鮮でしたか。それとも進歩がない、と思いましたか。
二次試験で必要となる知識は、行動計画の全ての項目を正確に言えることではなく、行動計画の方向性や特徴を説明できることです。
「木を見て森を見ず」な記憶方法にならないよう、くれぐれも注意してください。

(2)記事から自分の意見をつくる

もう一つの活用方法は、報道されたニュースを通じて自分の意見を作っていくことです。
たとえばニュースで大きく取り上げられる社会問題などには誰でも意見や感想を直感的に持つと思います。
今であれば株価暴落や日本&アメリカの総選挙のニュースなどでしょうか。
この直感的な感想、ひらめきを大事にしていってください。
論文では論理的に説明しなければなりませんが、スタート地点は直感的な感想を持つことです。まず感想を持ってから、その理由を探していくようにすると、興味をもって勉強できます。
先ほどの温暖化対策行動計画を見て、あなたはどんな感想を持つでしょうか。

関心のあるニュースに感想を持つのは普通のこと。
関心のないニュースであっても試験範囲のニュースであれば無理やり感想を持っておくことが必要なのです。
関心のないニュースに感想を持つ最初の一歩は新聞などにより、そのニュースをよく理解することです。
記事とともに、識者の意見なども掲載されていれば、参考にすると良いでしょう。

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☆第34週の目標☆一日一日を有効に

今年は一次試験後、すぐに二次試験の準備に切り替える方が多いように思います。
例年に比べて二次の講座へのお申し込みやお問い合わせが集中しています。
おそらく、答えが発表されるようになったので一次の点数を把握しやすく、迷うことなく準備を始められるようになったことも一因でしょうね。
私の講座でも、テキストやWEB講座なら何名になっても良いのですが、通信添削だけはもしかしたら途中で人数制限をしなければならないかもしれません。
過去、最も多く添削した年の実績を睨みながら、戦々恐々としています。

さて、もうこうなってしまうと、よーいドンで競走です。
皆、残された時間は同じです。
自由になる時間もたぶん大差ない。
そうすると、いかに効率よく二次試験対策の勉強を行うかが大事になります。

二次試験の場合、一次試験以上に人それぞれスタートラインが違うのですが、ゴールは同じ。
とにかく本番までに本番で要求される力を身につければ良いのです。
要求される力とは、知識と考え方と説明力。
このうち知識は、一次合格者なら比較的似たり寄ったりだと考えてかまいません。

自分の弱点の把握などはすでにできていると思います。
それに向かって邁進しましょう。

一日を有効に使えたかどうかのチェックは、
「今日何を身につけたか」
を明確にすることだと思います。
今から一ヶ月強、毎日一つでも何かが身につけば、それは大きな力となります。
昨日より進歩した自分を意識すると、モチベーションもあがります。

できれば早いうちに身につけて欲しい力は、しつこく言いますが
「早く書く力」
です。
これを早い時期に身につけると、残りの学習時間がぐっと有効に使えるからです。

さあ、自分の目標に向かって突き進みましょう。
正攻法でも、裏技でも、本番で求められている力をつけてしまった人が勝者です。

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☆第31週の目標②☆論文のポイント(6)くらしの豆知識は必須です

くらしの豆知識2009は入手されましたか。
http://www.kokusen.go.jp/book/data/mame.html

やはりこの本は必携です。
今回の特集は「食の安全」で、いかにも出題されそうな感じのテーマです。

この本は見開き2ページで一つのテーマを解説しているのですが、私はこれらの解説の100文字程度の要約を余白に書き込んでいくという使い方をしました。
知らないことが多かったので、知識の定着という目的もあったのですが。
内容の要約のほか、感想や疑問も書いていました。
できるだけたくさんのテーマについてやって行こうとしたのですが、なかなか大変で、4分の1程度しかできてなかったと思います。
その年の特集は「高齢者」。
本番ではこの本の特集にもあった「高齢者の衣生活」と「インターネットショッピングの注意」が出て、両方とも最後まで書ききることができました。
この本のおかげで合格できたと言ってもいいくらいです。

ただ気をつけておきたいのは、この本の内容をそのまま論文に書いてもダメです。
似たような論文が続出して、採点者にばれてしまいます。
また、採点者自身もこの本を読んでいたり、この本の著者だったりする可能性もあります。
この本で得た知識をベースに、必ず自分なりの「味付け」をして論文にするようにしてくださいね。

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☆第30週の目標②☆論文のポイント(5)箇条書きは使ってはいけない?

論文中で主張したいことがいくつかあるとき箇条書きを使うか否か。
これは評価が分かれるところだと思います。
普通にわかりやすく表現するためには文章でダラダラ説明するより箇条書きを使った方が断然わかりやすい。
ビジネス文書などでは当然に箇条書きを使用しますよね。
原稿用紙でも、すごく上手に使うことができれば、箇条書きも悪くはありません。

とは言っても、箇条書きは危険が一杯なので、できれば使わずに書くほうをお勧めします。
箇条書きを使っていないからといって評価が落ちることはありませんが、箇条書きを使った場合、少なからず評価が落ちる可能性があるからです。
その理由は、原稿用紙に手書きで作成しなければならないためです。

原稿用紙では、改段落以外で空白を作ってはいけないというルールがあります。
改段落の際に(1)前の段落の残りの部分と、(2)次の段落の冒頭の一マスを下げて書く、というのは原稿用紙のルールです。
これ以外の空白は、原稿用紙上では認められません。

箇条書きは通常、数字の部分を揃えて書きます。
そうすることによって、何項目の事柄が述べられているのかが一目でわかります。
そういう合理的な表現方法が箇条書きです。
しかし(1)原稿用紙上では空白を作ってはいけないルールがあることから数字を揃えて並べることができない(2)箇条書きの各項目は原則として同じ比重で述べられなければならず、もっとも主張したいことを強調することができない(3)評価基準に「表現力」という項目があるが箇条書きでは表現力の評価をしにくい、などの理由から箇条書きは危険性の高い表現方法ということになります。
接続詞などを研究して、箇条書きを使わずに文章で説明する工夫をしましょう。

さて、今週のアドバイス、読みやすかったでしょうか(笑)。
この文中で2箇所箇条書きを使ってみたのですが、最初の方の箇条書きはまあ許せる箇条書きの使い方です。
2番目の方の使い方はアウトです。
読みにくいばかりか大変長いセンテンスになっていて、わかりにくいですね。
こういう箇条書きは、使わない方が無難です。
箇条書きはご法度、ということで練習をしてみてください。

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☆第29週の目標②☆論文のポイント(4)文法ミスのよくあるパターン

時間との勝負で必死に書いているとき、自分で文法ミスに気がつくのは大変難しいことです。
まあ、論文の採点基準はあくまでも内容であり、文章作成テクニックではありませんからあまり神経質になることはありません。
ただ、自分の言いたいことを読み手に正確に伝えるためには、文法ミスはないにこしたことはありません。
基本的には、見直しの段階で頭を冷やして客観的な視点で読み返すことでミスを発見できる確率は高まります。
発見したら、漢字⇔ひらがなの変換や、句読点の調整でできるだけ升目にうまくおさまるように訂正しましょう。

だけど、後から直すのに比べて、未然防止をする方が数段簡単です。
そこで今回は定番的な文法ミスをご紹介します。

(1)主語と述語の対応が不適切な文
主語と述語が変な対応になっている文章をよく見かけます。
「この法律で期待されることは、消費者救済が進む。」
のような文章です。
このくらい単純化して書けば、誰の目にも変な文章だとわかるので、こんな間違いをするはずがないじゃないか、と思うかもしれません。
しかし、この文章に接続詞や修飾語がいろいろと入り、複雑な文章になるとミスは起きやすくなります。
この他には主語が複数ある文章や、述語が複数あって時制があっていないなど、主語・述語の対応ミスは大変多いです。

(2)助詞の使い方がおかしい文
次に多いのが助詞の使用法が不自然な文章です。
わかりやすい例では同じ助詞が連続して出てくるパターンです。
「て」「に」「を」「は」などどの助詞であっても、同じ助詞が連続するのは避けたいです。
完全な文法ミスではない場合でも、読み手は何か一杯一杯な気分になってしまうのです。

(3)長文は文法ミスの母
一つの文は40字程度が適切な長さです。
すると、一つの文で述べられる内容は一つの内容となるでしょう。
けっこう論理的な頭を持っている人に多いのですが、一文がすごく長い人が時々います。
中には5つの文で800字の論文が構成されていた、なんて例もあります。
長文になると、主語と述語の間にたくさんの言葉が入ってしまいます。
その結果、述語を書く頃には主語のことを忘れていて(?)直前の言葉に惑わされたりして文法ミスを犯します。
文法ミスがないとしても、長文は理屈っぽく読みづらい、わかりづらい印象になります。
一つの文で全部述べようとしないで、2行以上に文が及んだら読み直してみてくださいね。

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☆第28週の目標②☆論文のポイント(3)書く練習は何回やる?

最近手書きで文章を作成する機会自体、ほとんどなくなりましたね。
おそらく、どうしても手書きでやらなくてはならない仕事を抱えている人(例・赤ペンで添削してる私とか・・・笑)以外、最後に手書きしたのはいつだろう?レベルになっていると思います。
このメルマガを読める環境にある方は、100%PCとネットを使ってるだろうし。

試験は今どき珍しい原稿用紙を用いる上、制限時間まであります。
試験と同じ形式で論文を書く練習はそういうわけで絶対必要です。
実際に手書きで書いてみると、漢字をものすごく書けなくなってることに気が付いたりしますし。

練習回数は人それぞれで、聞いたところでは(今年の人じゃないですよ)本番までに100回以上書いたというツワモノもいます。
その人の論文はさすがに上手だったです。
王道をいく勉強方法ですね。

だけど今の時期にそんなことを始めたら2年計画になってしまいますし、そこまでしなければいけないわけでももちろんありません。
私自身の受験時は、たしか記憶してる限りでは3回でした。
テーマは自分で設定した「高齢者の衣生活」「高齢者の住生活」(当時は衣食住などの論文も出題されていたためです)とあともう一つ何か。たぶん介護保険に関する内容で「介護保険は女性の解放に繋がる」みたいな勘違いな女闘士みたいな論文を書いてたんだと思います。

このうち「高齢者の衣生活」がそのまま本番に出題されたというラッキーな展開もあり、本番ではまあまあよく書けたんではないかと思います。そういえば介護保険も出題されて、練習した女闘士みたいな論文を書こうか迷ったのですが、もう一つ「インターネットショッピング利用時の注意」みたいな方を結局選択しました。
今になって思えば、女闘士の方を書いてたら、バランス感覚に欠けた過激な論文になって落っこちていたと思います。
この他「練習は2回」という人も周りに存在しましたので、書いてみる練習の回数は2回~100回まで実にバラエティに富んでいるということです。

私があまり回数を練習できなかったのは、それよりも知識の定着が喫緊の課題だったことがあります。
一次試験後も、二次試験の準備をどうすれば良いのか見当もつかず、また曖昧な知識のまま運よく一次を通ったという変な確信もありましたので、まずは周りのレベルに追いつくことが必要だったのです。最も恐れていたことは、どの問題も選択できずに白紙で提出することでした。
隣の人や前後の人に見えてしまったら恥ずかしいです。

というわけで、練習の回数は自分の現状に応じて自由に決めましょう。
10回も書ければ安心ですし、2回しか書けなかったとしても現実に2回の練習で受かっている人がいるという事実には勇気づけられます。

最近、論文の練習に本腰を入れる人が増えて、毎日結構論文が届きます。
私の添削講座では作成にかかった時間と資料参照の有無を書いていただいています。
これを見ると、多くの人が現段階では「資料参照有」「作成時間120~180分」くらいになっています。
ああ、3時間もかけてくれたんだあ、と感慨深くなります。

でも。
資料参照はともかくとして、時間の方は早いうちに短縮しましょうね。
本番では60分で書かなければならないのですから、練習での目標は問題文の読解等の時間を差し引いて、かかっても50分以内に書かなくてはいけません。
これをなぜ「早い時期に」と言うのかといいますと、早く書ける人はそれだけたくさん勉強時間を確保できるからです。
一つの課題に向き合い、習得する時間を考えれば50分で書く人は180分かかる人の3分の1以下の時間で同じ質の勉強をやっているということになります。

これがあと3ヶ月間積み重なるとどういうことになるか。

というわけで、今週中に絶対に「50分で書き終える技術」を身につけてしまいましょう。

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☆第27週の目標②☆論文のポイント(2)原稿用紙ルールは大丈夫?

論文で大切なのは主張の内容や説明力です。
文章の上手い下手ではありません。
だから過度にテクニックに走るのは良くありません。

過剰に神経質になって、
「数字は1マスに2つ入れるのか。じゃあ3桁の場合はどうすれば良いのだ」
などとあまり悩む必要はありません。
それは大きな問題ではありませんから。

誤字についても、あまりくよくよする必要はないでしょう。
もちろん、キーワードとして何度も論文中に登場してくるような言葉の漢字を忘れてしまったり、という事態には注意する必要がありますが。

原稿用紙のルールや漢字、難しい専門用語などはあくまでも論文の「脇役」ですからそれが理由で合否が決まることはめったにないと断言しておきます。

ただし、気をつけたいのは、
「でも、やっぱり、人間が採点するのだ」
ということです。

原稿用紙ルールを守れていない論文。
たとえば最初の1マスを下げていなかったり、パソコンで文書を作るときのように1行ずつ改行してしまっている論文、箇条書きを多用しているような論文は、内容を読む前に、
「期待薄!」
という感情を抱いてしまうことは、日々の論文添削で私自身が感じることです。

逆に字数制限ぎりぎりまでびっしりと綺麗な字で書かれた論文はついつい内容にも期待してしまいます。

ルールを守っていない論文、誤字がたくさんある論文は読み手の先入観に悪影響を与え、挽回をするためにより良い内容を書かなければならなくなる可能性があります。
実際にその手の論文が内容で他を圧倒していた、というケースはほとんど見たことがありません。

ルールを身につけるのは一瞬でできます。
誤字については難しいですが、あやふやな言葉を回避して、他の語彙で置き換えられるようにしておけばかなり防ぐことができるでしょう。
原稿用紙ルールをもう一度、確認しておきましょう。

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☆第26週の目標②☆論文のポイント(1)知識はどのくらい必要?

今週からは論文試験攻略のために準備しておきたいこと、準備しなくても良いことを説明していきます。
今回は第一回目として論文試験に知識はどの程度必要かを考えてみます。

論文試験はそれぞれ4題の論文から1題を選択する形式で、これを二回繰り返します。
つまり4題から最低1題は選択できる程度の知識が必要です。
とくに知識がなければ捨てざるを得ないのが法律知識の2問と環境です。
この3科目はかなり細かく専門的なところまで知識を要求されるためです。
これに対して消費者問題や行政知識、経済の3科目は「言葉の意味もわからない」というレベルでなければ一定の内容は書ける出題が多いです。
法律知識については出題範囲は狭いので、特定商取引法とPL法、民法の契約関連については一次試験レベルの内容を自分で説明できるようにしておく必要があります。
環境問題についても京都議定書については一次試験レベル(できれば一次試験以上)の知識をつけるとともに自らの見解を持っておく必要があります。

一方、残りの科目については「問題文が読解できるレベル」の知識があればどうにかなります。
これらの科目は知識よりも意見が重視されるケースが多いため、細かい統計データの数字や難しい用語を覚えてもあまり意味がないからです。それらを一生懸命覚えて論文に書いたとしても、肝心の意見がしっかりしていなければあまり高評価は望めないです。
むしろこれらの科目については全体像を把握することに執心してください。
知識よりも論理が大切になる科目です。

つまり科目ごとの準備方法は一律ではありません。
法律と環境については一次試験のテキストも活用して、その内容を自分なりに説明できるようにしておくことが大切。
その他の科目については多くの論説文を読んで、どんな議論があるのか、自分はどういう意見を持つのかを考えておくことが大切、ということになります。

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☆第25週の目標②☆スタートラッシュ到来?

今年一次免除の方は、今がスタートラッシュですね。
論文演習の申し込み状況や提出状況を見ているとそう感じます。
二次試験まではちょうど3ヶ月。
良い時期だと思います。

一次免除の有利な点は、一次試験の勉強をしなくて良いことです。
そのメリットを生かすためにはみんなが一次の勉強に集中する9月をどう使うかです。
一次免除の場合、「後がない」という気持ちになりますので本番はもしかしたらストレートの人より緊張するかもしれませんね。
今の取り組みが、良い結果に結びつくと心して準備しましょう。

二次試験の勉強の仕方は、人により異なります。
文章を書くこと、論文を作成することに苦手意識がある場合には、とりあえず所要時間内に論文の形になるように書く練習をすることが必要です。
60分で、一応書くことはできるな、本番で白紙で提出する事態だけは避けられそうだな、という自信はすごく大切なのですよ。
ストレート受験の場合は一次終了後から始めて、この境地に至ったあたりで本番になります。
最低限持っておきたい「自信」です。

どうしても書くのに時間がかかってしまう人はここをクリアすべきです。
完全主義になると慎重になりすぎて時間がかかります。
まずは何が何でも60分以内に書いてみましょう。
出来上がった論文は、案外120分かかったものと質が変わらないかもしれません。
その経験を一度でも二度でもすることが自信につながります。

文章作成がそれほど重荷でない人の場合は文章練習にそれほど時間をかける必要はないでしょう。
むしろ、本番で「どの問題にも手が出ない」状態を回避する学習に集中しましょう。

この際のポイントは、やはり完全主義を一掃することです。

過去問や、自分で作った問題、私の論文演習の問題でも、
「まったく同じものが出題される可能性はゼロ」
です。
たとえば「格差」の問題を練習したとして、
「格差の問題を一度書いておいて良かった」
「格差に関する本を直前に読んでて良かった」
と考える人がいる一方で、
「生活経済では格差を練習したけど経済一般からの出題なので手が出なかった」
と考える人もいます。
前者の考え方の方がずっと有利なのは当然です。

問題文を正確に読解することは大変重要ですが、「○○の科目からの出題だから」のような小手先のテクニックにあまり振り回されない方が良いでしょう。

書けるテーマを増やすためには、そのテーマについて一度熟考しておくことが有効です。
これから本番までに、できるだけ多くのテーマについて考える作業をしておきましょう。
自分でテーマを設定し、そのテーマについてどんな知識を自分は持っているか、どんな感想を持っているかを確認していきます。
知識が足りなければ調べる、感想を持てなければ人が書いた論説文をネットで検索してまずはその論説文の切り口に対する感想を考えてみる。
これだけでもやっておくのとやらないのとでは全く違います。

そうしたテーマを一日一つずつこなしていけば3ヶ月で100テーマ分が身につきます。
3日に1テーマにしても30テーマ分が身につきます。
これだけの引き出しを用意していれば、本番強いですよ。

では、本格的な勉強シーズン。
もう一息頑張りましょう!

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☆第24週の目標②☆今年の話題・格差

昨年、一昨年と「格差問題」の出題が続いていますが、みなさん、格差についての意見はもう大丈夫ですね?
最初に出題された2006年、試験を受けた皆さんから当惑の声をたくさんいただきました。
ちょっとそれまでには想定されなかった抽象的な問題だったためだと思います。
ただ、私自身はわりと関心のある分野だったのでちょっと驚きでもありました。
あの出題は、抽象的ではあるけれども関心を持っていた人から見ればどんな角度からでも論じられる、「もらった!」と思える出題だったのではないかと思います。

一時間目の出題は、消費者問題や法律など、ちょっと一般的とは言えない出題が多いです。
知識がなければ書けないし(意見が重視される科目であっても前提となる知識がまったくなければ意見は言えません)、採点するのはまさにその業界の専門家。
きちんと準備しておかなければまったく書けないということにもなりかねません。
しかし二時間目の出題はそこまで専門性は高くないように思います。
経済、企業、生活経済についてはむしろ専門的知識というよりも、そのテーマに関する考えを問うタイプの問題が多いです。
昨年も格差、企業買収、ワークライフバランスでしたから、どれも消費生活アドバイザーの専門分野とは言えません。
普通に新聞などで読むことの多いテーマです。

論文の勉強は「考えるため」の勉強です。
論文の学習を通じて身につける「考える方法」は、試験が終わったら忘れてしまうものではなく、自分の底力を上げるための学習です。
論文の勉強で学んだ論理的に考え伝える力を、他のテーマにも使えるようにしましょう。
そういった力が身についていれば、格差や雇用に関する論文は比較的書きやすいのではないかと思います。
さて、「格差」や「非正規雇用」「貧困」などの問題がテレビや新聞で取り上げられる機会も増えました。
勉強のつもりではなくこういう記事を目にされてることも多いと思います。
試験の勉強のつもりではなくても、こういう記事を見ながら自分なりの考えを作っておくことは大切です。
試験勉強のときは、入ってきた情報すべてを肯定して覚えこもうとするもの。一方でニュースなどをそういう姿勢で見てる人は少ないと思います。
試験勉強用の資料であれニュースであれ読書であれ、書いてあるものを材料に、自分の考えを持つことが大切です。
勉強と意識しない日常の場面にも、論文の材料はいろいろ転がっていますよ。

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☆第23週の目標②☆今年の話題・特定商取引法改正

毎年何らかの改正がある特定商取引法ですが、今年は大きな改正がありました。
改正の内容をきっちりおさえておきましょう。
数年ぶりの大きな改正のため、出題可能性は大です。
http://www.no-trouble.jp/houkaisei/tokusyo.htm
あわせて、なぜこのような改正が行われたのか、理由を説明できるようにし、今回の改正がどのような効果や影響を及ぼすかについても考えておきましょう。

特定商取引法は改正を重ねるごとに法律内容が複雑化しており、知識が不十分だと二次試験で選択しようとはとても思えません。
そのため自信を持ってこの科目を選べる人は少ないのではないでしょうか。
とくに二次試験の準備にあてられる時間が少ない一年目の人にとってはまったく手の出ない科目です。
今年一次免除で受験できる方の中にも、そうした昨年のトラウマで、最初から「法律は捨てよう」と思っている人もいるかもしれませんね。
しかし、知識がなければ書けない科目というのは知識がなくても書ける科目に比べて得点しやすい科目とも言えます。
知識がなくても比較的書きやすい消費者問題や行政知識は、とりあえず原稿用紙を埋めることはできても、採点基準がわかりにくいからです。
これに対して法律知識は2科目とも人にアドバイスできる知識が前提となりますので、どのように書けば良い評価が得られるか、あらかじめ自分で判断しやすいのです。
問い方も素直で、出題者が何を求めているのかが明確な出題文が多いです。
とくに勉強時間の取れる2年目の方は、この科目の基礎をつけておき、いざとなったら選択できるように準備しておくと良いと思います。
資格取得後相談員を目指しておられる方は絶対に必須の知識となります。
今しっかり身につけておけば、きっと将来役に立つことでしょう。

これまでの特定商取引法改正の経緯
http://www.meti.go.jp/policy/economy/consumer/consumer/tokutei/jyoubun/tokusho_amend.html

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☆第22週の目標②☆今年の話題・消費者庁

消費者庁に関する情報収集は十分に進んでますか?
消費者問題か行政知識で狙われる可能性が大なのが消費者庁に関する出題だと思います。
消費者庁という言葉が使われるかどうかはともかく、最近の消費者行政の動きとして必ずおさえておきたいテーマですね。

政府の消費者行政推進会議が6月に消費者庁に関する論点とりまとめを行っていますので、まずはこの資料に目を通し、ポイントをおさえておきましょう。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/dai8/8gijisidai.html

さて、その後ですが。

消費者問題や行政知識の出題は他科目に比べて専門性が高いものが多いです。
つまり参考書籍が極端に少ないのです。
参考書籍は「くらしの豆知識」や「国民生活」などこの試験の受験生の多くが目にしてる資料にほぼ限られます。

こうなってしまうとつらいです。
添削をしていると、
「これらのテーマは皆そこそこ書ける、だけど内容がみんな同じ」
という傾向を感じます。
すると、採点官の目にとまる論文が少なくなってしまい文章力などで点数差がつく形となってしまいます。

これを防ぐためにはぜひともいろいろな視点を取り入れて、人とは違うネタを仕入れておく必要があります。

幸い消費者庁に関しては新聞等でも大きく取り上げられているため、いろんな人がいろんな意見を発表しています。
消費者関連業界の人の意見だけでなく、企業側の意見、一般消費者の意見など、いろいろな立場の人の意見を知っておくのは論文を書く参考になると思います。

googleで「消費者庁」と入れて検索してみてください。
いろんなニュースや評論が出てくると思います。
また、一般の人の自由な意見を知るには検索後左上の「ウェブ・画像・地図・ニュース・・・」欄の「more」をクリックしてください。
すると「ブログ」という言葉が出てくると思います。
これをクリックすると、「消費者庁」というキーワードを含んだブログだけが検索されます。
個人が自由に書いている記事が多いと思いますので、これらを楽しみながら読んでみると良いでしょう。
専門家がなかなか指摘しない素朴な疑問や鋭い指摘が見つかることも多いです。

この方法はすべてのテーマに利用できます。
論文の意見に「正解」はなく、専門家と同じような意見が求められているわけでもありません。
自分が共感でき納得できる内容を自分の言葉で表現するためのネタとして、いろいろな人のいろいろな意見を読んでみるようにしましょう。

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☆第22週の目標②☆今年の話題・ネタ一覧

もうすぐ夏休み。
暑い日が続いていて勉強にはちょっと厳しい毎日ですね。
せっかく積み上げてきた「やる気」が挫折しがちな時期でもあります。
そういうときは気分を変えて、「ネタ集めの時期」と割り切ってはいかがでしょう。
二次試験で大切なのは知識よりも意見です。
意見とは言い換えれば問題提起力のこと。
この時期にいろいろな問題について関心を深めておくと、知識の羅列ではない、自分の考えの入った論文が書けるようになります。
書くためにはネタ集めが大事。
一から意見を積み上げるのは大変だけど、いろいろな人の意見をベースに自分の意見を作っていくのは興味深い楽しい作業でもあります。
そこで今週からしばらく、今話題になっている時事問題からネタ集めのヒントを挙げていきます。

今週のおススメはこれ。

文藝春秋編 日本の論点
http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/so-net/

毎年出ている論文集です。
試験に直接関係のない外交・軍事問題などもありますが、社会保障や医療、格差、環境などは使えると思います。
いろいろなテーマについて意見の違う二つの論文が掲載されているため、考えるヒントをたくさん与えてくれます。

書籍でも出ていますが、ネットでは過去のものまで遡って読むことができるのでお得だと思います。
月会員と一日会員がありますが、まずは一日会員に登録して内容を見てみましょう。
何も予定のない休日の朝に登録して、その日一日ゆっくりサイトを見てみましょう。
使えると思えば書籍を買うのも良し、月会員に登録するのも良しです。

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☆第21週の目標②やる気が出ない!スランプのときは

九州、四国方面はもう梅雨明けだそうですね。
こちら関東は暑いくせに湿度も最高という、とてもいやな感じの毎日です。
こういう天気のときは、なんとなく体も疲れてて、意欲が減退しがちです。
勉強がなんとなくはかどらない、なんてスランプになっている方もいらっしゃるかもしれません。

今日はスランプ時の過ごし方を提案します。
論文はテンションが高まっていないと書けないもの。とくに書き始めれば最低60分の集中が必要となりますからなかなか勉強に手が出ないですね。
そういう時には割り切って、いつも出来ないことをやってみるのも一つの方法です。

もし、時間が許すようなら、近くの消費生活センターに出かけてみませんか?
場所にもよると思いますが、消費生活センターには資料室が併設されている場合が多いです。
会員登録すれば本を借りられる場合もあります。
ここで数冊、興味のある本を借りて読んでみてはいかがでしょう。
消費者問題関連の専門書は、本屋においてあるとは限りませんし、図書館などでもあまり見かけません。
消費生活センターの資料室なら、各種消費者雑誌のバックナンバーや専門書が豊富においてあります。
また、消費者啓発用のパンフレットなども揃っています。
これらを片っ端から見ていくことで、試験に直接役立つ資料を入手できる場合もあります。
なにしろ、消費生活アドバイザーっぽい雰囲気がぷんぷんの場所なので、行くだけでもきっとやる気が出てくると思いますよ。

近くに消費生活センターがない、平日に休めない、などの場合には全国各地の消費生活センターのホームページを片っ端から見ていくという手軽な「消費生活センターめぐり」の方法もあります。
消費生活アドバイザーの目で、このHPは消費者にわかりやすい説明ができているのかな?こういう制度も説明した方が良いのではないかな?とチェックしてみてください。
試験に合格したら、それがあなたの最初の仕事になるかもしれません。

専門書やセンターのHPに触れながら、消費生活アドバイザーを受験する動機をもう一度考えてみてください。
「初心」を思い出すことで、挫折しかけてた気持ちに「渇」を入れてみましょう。
(受験動機をしっかり言えるようにしておくことは、面接にも役立ちますよ)

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☆第20週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・環境

環境問題は、二次試験ではここのところかなりレベルの高い難しい出題が続いていると思います。
一次試験と二次試験の難易度に最も差がある科目という印象を私は持っています。
環境を選択する人は多くはないですが、少数精鋭のレベルの高い競争が予想されます。
それなりの覚悟を持って準備すべき科目と言えるでしょう。

この資格の受験者には環境問題に関心の高い人や詳しい人がいます。
出題者・採点官もその分野でのエキスパートである可能性が高いので、付け焼刃の知識ではキツイ科目です。
自分なりに言いたいことがあるぞ!という積極姿勢の人以外は、この科目を無理に選ばない方が良いようにも思います。
経済分野の中で一つだけ他の科目との互換性のない環境問題に時間を割くくらいなら、他の3つのテーマの情報収集を重ね、つぶしが利くようにしておく方が勉強方法としては楽だと思います。

それでも完全に捨てる、と言うのも・・・と思う場合には、京都議定書と新エネルギーあたりに絞って準備をしていくのが良いかもしれません。
ここ2年くらいは傾向が変わっていますが、それ以前は毎年毎年京都議定書の目標達成可能性がしつこく出題されていました。
京都議定書の達成期間に入った今年、また京都議定書関連が出題される可能性は高いと思います。
ポスト京都についても忘れずに準備しておきましょう。

7月7~9日、洞爺湖サミットがいよいよ開催されます。
これに伴って、京都議定書や環境に関するニュースや特集記事が増えると予想されます。
一次、二次対策とも新聞のチェックをしっかり行っておきましょう。

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☆第19週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・生活経済

二次試験の生活経済は、一次の範囲とは異なります。
ほとんど経済一般と変わらないテーマが出題されることが多いです。
昨年経済一般で出題された「格差」に関する問題は、平成18年には生活経済から出題されていました。
少子化問題や社会保障も頻出項目です。
この科目は経済一般と同様、新聞の論説や新書など、一般の書籍を読むことがそのまま役に立ちます。
社会保障や貧困に関する新聞記事もよくチェックしておいてくださいね。
経済一般と並んで意見が大切になる科目なので、自分の意見をよく整理しておくと良いです。
これらの論説や記事に対して自分なりの感想を持ちながら見ていくようにすると、自分の意見を持てるようになってきます。

あえて経済一般と視点を区別するならば、「生活経済の視点から」という言葉がよく問題文に入っている点に注意すべきです。
たとえば昨年の「ワークライフバランス」は、日本経済全体への影響や、導入した場合の企業のメリットデメリットなどの視点からの論説がよく新聞などで見られます。
昨年の出題はこのワークライフバランスを政治経済や企業の視点ではなく、実践当事者である個人の視点から書かせるものです。
経済一般と異なるところがあるとすれば、「視点の違い」というものがあると思います。

たとえば日経新聞であれば、朝刊は日本経済の視点からの記事や論説が多いですが、夕刊(生活面)は個人に焦点をあてたものが多いです。
経済一般と生活経済の違いは、日経の朝刊と夕刊の違いに近いかも、と思います。
(とは言っても経済一般も、あんなに難しく考える必要はないですよ)

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☆第18週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・企業経営

企業にかかわるわりと新しい話題が出題されることが多いようです。
これまではCSR関連が多かったのですが、昨年はM&Aがテーマで少し出題傾向が変わったので選択者は少なかったようですね。
新聞などで報道される新しいニュースについて、知識をつけておくとともに論じられるようにしておくと良いでしょう。
いろいろなテーマについてメリットとデメリット(企業にとって、消費者または従業員にとって)を整理しておくと、自分の意見を持ちやすくなりますのでとくに手元に問題文がなくても、いろいろな主題からメリット、デメリットを考えていくと良いでしょう。

ただ、例年の企業経営の問題文を見てみると、あまり親切な問題文とは言えないようです。
短い一文で問うているものが多く、経済一般に比べて出題者の意図がわかりにくい問題文が多いです。
論文で評価を得る要因の一つが「出題の理解力」にあるところを見ると、ややギャンブル的な要素の強い科目です。
また、この分野は知識がある人にとっては書きやすいテーマでもあります。
日経新聞などでも取り上げられる内容なので、この分野の論文を見る機会は多いためです。
ただし、新聞の受け売りのような論文を書いてしまうと、消費生活アドバイザーに求められる視点と離れてしまう場合もあるので、注意が必要な科目であると言えるでしょう。

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☆第17週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・経済一般

二次試験の経済一般は、一次とはがらっと変わって最近の社会問題、とくに雇用にかかわる出題が多いのが特徴です。
昨年は格差問題が出題されましたが、これも大分類では雇用問題への理解を問うものだったと言えそうです。
非正規雇用やニート、フリーター、正社員の労働環境の問題など、雇用に関する社会問題はいろいろな人がいろいろな場所で論じています。
できるだけ関心を持って、うわべだけの知識ではなく、自分の意見をきちんと言えるようにしておくことが大切でしょう。
さらに最近では社会問題の核心は「格差問題」から「貧困問題」にシフトしてきたように思います。
貧困に関する論点も持っておくと良いでしょう。

経済一般は、二時間目の中では選択しやすい科目です。
問題文の問い方も明確で、論点もほぼ労働問題を要求してきます。
一次の知識とはほとんど関係ないところから出題されますので、二次用には新書などから労働問題に関するものを数冊読んでおくなどすると良いでしょう。

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☆第16週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・法律知識

二次試験の法律(2)は、ここ数年毎年PL法と債務不履行が出題されています。
前年の出題を復習しておけば、選択できるような問題です。
昨年は法律(1)で割賦販売法が出題されるという「裏切り・笑」があったため、法律(2)を選択された方も多かったようですが、例年は問題文が長いこともあり法律(2)の選択者は少数です。
それだけ民法や法律を苦手としている人が多い、過去問の復習をやっていなかった人が多い、ということでしょう。

積極的には選択しないにしても、過去問の復習をしておいて、いざというとき書けるようにしておくと安心です。

学習内容は例年と同じくPL法、民法を中心に知識をつけるべきです。
これに加えて団体訴訟制度が特定商取引法と景品表示法に導入されそうなので、消費者契約法も加えてきちんと説明できるようにしましょう。
また、食品表示関連の法律を一本化する方向で議論がされています。
かなり「穴馬」的扱いですが、現在の食品表示に関する法体系を把握しておくと良いかもしれません。

法律(2)も法律(1)と同様、意見よりも客観的知識と説明力が問われる問題なので、知識を確実につけておけば評価は得られます。

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☆第15週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・特定商取引法

二次試験でも法律科目は他の科目と違い、しっかりした知識が必要とされる科目です。
逆に、知識と説明能力があれば、確実に得点することができるので、問い方や採点官の好みに左右される可能性が一番低いです。
消費者問題ほど選択者も多くないので、得意科目にしておくと、いざというときに助かります。
この点で、二次試験の人も特定商取引法に関する勉強では一次と同じく知識をしっかりとつけていく勉強をしてください。

あと、今年の最大の目玉は来年にも行われる法改正です。
ニュースや産業構造審議会のホームページをしっかりチェックして、どのような改正が検討されているのか、それを検討するようになった背景にはどんなことがあるのかを把握しておきましょう。

また、まさか二年続けて・・・とは思いますが、割賦販売法についても一通り述べられるようにしておくと安心です。
これまでの割賦販売法で不足していた点はなにか、改正によってどんなことがカバーされるのかを知っておきましょう。

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☆第14週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・行政知識

現在の政策の方向性についての出題がとても多いのが行政知識です。
数年前までは、「規制緩和の狙い」のような内容が毎回出題されていました。
今年はやはり消費者庁が大きなテーマとなりそうです。
あわせて、地方の消費生活センターが予算を削られて悲鳴をあげている件が、ようやく新聞などで頻繁に紹介されるようになってきました。
地方の消費者行政の現状も調べておくと良いでしょう。

・これまでの消費者行政の特徴とその課題について
・消費者行政一本化の意義、狙い、課題
・地方の消費者行政の現状と問題点

それにしても、消費者庁に全ての法律が移管されるということは、日本産業協会や消費生活アドバイザー資格も消費者庁下に移行されるということでしょうか。
消費者行政を強化する方向なので、この資格は大切にされるだろうし、就職先も今後増えそうな予感がします。
しかし、当事者にとって「変化」は少し怖いような気もしますね。

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☆第13週の目標②☆論じられるようにしておきたいテーマ・消費者問題

二次試験の合格基準は、2つの論文それぞれでC評価以上をとることです。
5段階のうち、中間以上のレベルのものを2つとも作成できれば良いのです。

・800字の論文を書けるだけの基本知識を持ち
・問題文の要求を見誤らず
・消費生活アドバイザーとしての適性をアピール

最低限必要な条件はこの3つです。
3つめの「適性」をよく理解しておくと良いでしょう。
企業でバリバリと営業する人、みたいな企業人的適性とは少し違う部分があります。
どういう適性が求められているかがわからない場合には、国民生活などの雑誌を参考にすると良いかもしれません。
現場で相談員をやっている方の論文などが掲載されていることが多いです。
そういう人の考え方をちょっと盗んでみると、どんな資質をアピールすれば良いのかがよくわかると思います。
この点は、とくに企業戦士を自負する方は、おさえておいた方が良いです。

また、「知識に自信がない」と思っている人は多いです。
その結果、知識の習得に重点を置きすぎ、知識を書くことに集中してしまいます。
しかし、知識を書くだけで満足してしまうと、適性のアピールが弱くなってしまいます。
同程度の知識の人が、知識だけで勝負するのは大変厳しいです。
知識は「意見が言える程度」にあれば大丈夫。
適性のアピールを忘れないようにしましょう。

さて、論じられるようにしておきたいテーマですが、
・不祥事時の企業の対応
・消費者の安全・安心を守るために求められること
・消費者主権で求められる消費者の資質とは
・自立した消費者になるための消費者教育とは
このあたりの質問を受けた場合に、スルッと答えられるでしょうか。
それぞれに関して、どんな論点で、何を主張するか、意見を持てるようにしておきましょう。

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☆第12週の目標②☆勉強を開始する人が増える時期です

二次からの方は、本当は2月から1年近く勉強時間をとれるのが強みです。
でも、実際にはなかなか気持ちを切り替えるのは難しいですよね。
私の講座でも、5月あたりから申し込みが増えてきて、提出は10月頃から・・・というのが例年の平均的なペースです。
実際に書く練習を始めるのが10月、というのはせっかくの一次免除のメリットをほとんど生かせませんのでお勧めしません。
なんとなくまだスパートがかからない、という方もそろそろ試験のことを時々思い出すようにしてくださいね。

とは言えまだ試験までは半年ありますので、勉強をしている人にとってはまだまだ余裕を持って準備ができる季節。
そこで、論説文を数多く読む方法を何度かお勧めしました。

今日は、タイプ別の資料の選び方を書きます。
皆様の論文を見ていると、2つのタイプに分けられます。
(1)よく勉強しており知識が豊富なタイプ
(2)型にはまらないけれども鋭い意見を持っているタイプ
あなたはどちらでしょう。
傾向としては、(1)は女性に(2)は男性に多く見られます。
完全主義で几帳面な方も(1)になりがちでしょう。

(1)の人の弱点は、意見の部分が弱くなる点です。たくさんの知識を、全部書こうと頑張って、結果、内容が盛りだくさんになったり、意見が無難になりすぎたりしてしまうのです。
(2)の人の弱点は、意見が強くなりすぎて、ともすれば独りよがりな論文になってしまう点です。論文としての体裁や段落構成を無視した「自己流」なものも多く見られます。
論文の定型をざっくりと言うと、1、2段に客観的知識、3、4段に意見を書くといった感じになります。
(1)の人は客観的知識をまとめることに全力を使ってしまいます。
(2)の人は、客観的知識を無視しているか、もしくは知識が不足するために意見中心にならざるを得ないのかもしれません。

ちょっと極端な例示になってしまいましたが、このどちらの要素を自分は多く持つのか、考えてみると良いかもしれません。

(1)に該当した方は、しばらくテキストと離れて、新書や文庫などで普通の論文を読むようにするといいです。
「国民生活」などに書かれている論文は、消費者問題の専門家のものが多いので、反論がしにくく、その人の意見に自分の意見をあわせてしまうことが多いです。
すると、ゼロから自分で意見を組み立てていく練習にはなりません。
試験に関係のない普通の論文であれば、消費生活アドバイザーの立場からすると違うぞ、と思うものも多く、自分の意見を形成する訓練になります。

(2)に該当する方は、逆に国民生活やくらしの豆知識、テキストなどをあらためて読んでみるのも良いでしょう。
意見が求められる論文といえども、消費生活アドバイザーの立場から書くという前提条件があります。
この業界の専門家たちがどういったモノの見方をしているかを知っておくのは自分の意見を磨いていく上でも有益なことです。

以上、本気で取り組む季節がやってまいりました。
気候の良い今のうちに、勉強の習慣をしっかりつけていきましょう。

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☆第11週の目標☆GWは一回休み

GWです。
冷静に考えると、今年は暦がいまいちなので、今週は1日、来週は2日休日が増えるだけですね。
ばっちり土日に重なって、1日分損してるような感じもします。
そうは言っても、2週にわたるGWなので、考えようによってはGW気分は長く続くような気もします。

今週は、皆さん、勉強なんてしなくてもいいので、遊んでおいてください。
GWもつぶして勉強しなければうからない、なんてことは絶対ありません。
むしろ、試験日が例年秋の3連休のなか日になったりするので、秋の連休は今年は遊べないかもしれません。
今のうちに、遊んでおきましょう。

というわけで、今週はアドバイスは一回休みとしますが、昨日、ご質問をいただき、これは皆さんにも知らせておいた方がよいなあ、と思いましたので、今回はそれをお知らせします。

ご質問の内容は、
「消費生活アドバイザーの勉強をしていて、解説を読んでもテキストを読んでもわからないとき、質問してもいいですか?また、他の機関でも、そういった質問をできる場所はありますか?」
と言ったものでした。
同様の悩みを抱える方は、多いと思います。とくに独学でやられてる方は、つらいですね。

それでお答えなのですが、私の方に質問を下さる場合は、答えられる範囲でお答えします。
実は、受験指導をしている場合、受験生の声を聞くことは、大変参考になるんです。
どういった点で悩んでるのか、とか、どの科目のどういう点で理解ができなかったのか、とか、そういったご質問の声は、私にとっては大切な情報になるんです。
ですので、ぜひ皆様も遠慮なく質問してください。
すべて、は無理かもしれませんが、問題解決する場合もあると思います。

ご質問はメールにてお願いします。
お休みのときを除いて、2,3日中には返信できるかと思います。
ただし、
・無記名のもの
・質問一行だけを唐突に書いてくるもの
など、まじめにご質問されてないようなものには返信しません。
あてさきは
licc@u01.gate01.com
です。

質問をできる他の機関については、省庁の相談室をお勧めします。
農林水産省の「消費者の部屋」や経済産業省では、法解釈などの質問に丁寧に答えてくれますよ。
私も、問題作りなどでどうしてもわからなかったときに電話をして質問をしたことがあります。

さあ、それでは今週は一休みして遊びましょう。
いや、この時期を利用して一気に勉強を進める!という方は、くれぐれも反復を忘れずに。
まとめてつめこんだ知識は、反復することで定着しますよ。

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☆第10週の目標②☆時事問題から何を学ぶ?

論文には知識を問われるものと考えを問われるものがあります。
過去の出題を見ると、法律知識や環境問題では、知識が不足すると書けないものが多いようです。
とくに環境問題を選択する場合には、時事知識は非常に大切です。
環境に関する取組みや議論は、まさに現在進行形でいろいろ変わっているからです。
法律問題についても、今年は特定商取引法と割賦販売法の大きな改正があります。
議論の内容や問題点から、しっかり把握しておく必要があります。

その他の科目を選ぶ場合でも、論文の第一段落目には客観的な知識を書くケースが多いです。
最初から考えを述べてしまうと一方的で自分勝手な論文になてしまうからです。
この場合には、とくに出生率や失業率、家計調査の結果からわかる最近の傾向や格差に関する意識調査など、新しいデータをおさえておくと使いやすいです。

一言でいうと「ネタとして使いやすい知識」を収集しておく方法が二次試験には良いでしょう。

もう一つは、「意見の参考として」時事知識を収集する方法です。
これは特集記事やまとめ記事が良いのですが、あるテーマに関して、その背景やメリットデメリット、課題などがまとめられた記事があります。
これらはそのまま論文の文章構成に使えそうです。
出そうなテーマの特集記事が掲載されていたら、すかさず切り取っておくようにしましょう。

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☆第9週の目標②☆時事知識の集め方

二次試験対策として時事知識を集める場合、一次とは異なる視点からの情報収集が必要です。
範囲的には一次よりもぐっと絞られてきますが、内容を深く理解する必要があります。
たとえば消費者庁構想であれば、一次試験準備なら最終的な結論を覚えておけば大丈夫なケースが多いですが、二次ならば、どんな議論がされたのか、なぜ最終的な結論に行き着いたのか、などを把握する必要があります。
また、テーマによっては、扱う新聞の意見が濃く反映される場合があります。
とくに消費者問題関連では、日経新聞と一般紙では視点が異なる場合もあります。
一つのテーマをできるだけ詳しく、様々な情報源から知っておくと、二次試験に必要な「考える力」をトレーニングすることができます。

つまり、自分からニュースを探しに行く姿勢が求められるのです。

そこで活用したいのが、Googleニュースのサイトです。
http://www.google.co.jp/nwshp?ned=jp
このサイトでは、キーワードを入れてニュース検索を行うと、そのキーワードを含む記事が検索できます。
日付順に並べ替えたりすることもできます。
同じニュースに対する、各社の論調を比較したり、一社の記事だけでは抜けている追加情報を得ることができます。

ネットの新聞記事は必ずしも全文が読めるわけではないですが、それでも家でとってる新聞だけに頼らず、いろいろな新聞の記事に目を通すと、得られる知識は増えます。
いろいろな記事や社説を比較して読んでみる習慣をつけましょう。

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☆第8週の目標②☆ダメな文章は、わかりにくい

ダメな文章の見本は、周囲に転がっています。
・・・と、文章で書くのは勇気が要りますね。
ま、自分のことはこの際棚に上げ、一つ指摘しますと、皆さんが日々勉強に活用されている省庁のHPのあの文章。
あれは、ダメな文章です。
特定商取引法の条文も、かなりダメな文章です。
消費者基本法の条文も、特定商取引法よりはましとは言え、やはりダメダメです。

お役人の人は、やはり頭が良い方が多いのでしょう。
あんな難解な文章を、文法ミスなしに書くとはすごいです。
でも、難解すぎて、実はあんまり国民に読解されたくないから、わざと難しく書いてるんでは?なんて思ってしまうこともあります。(とくに厚生労働省のHPは難しい)

役所の文章が難しい原因の一つに一文の長さがあると思います。
一つの文章の中に、修飾語や主語と述語の関係がたくさん入っているようなものが多すぎるのです。
たとえば消費者基本法の第一条は一文で200文字もあります。
第二条はもっとひどいことになっています。

こういう文章になってしまう人が時々いるんですね。
役所の文章や法律の条文を参考にして書くためかもしれません。
800字の論文なのに、5つくらいのセンテンスで構成されていた、なんてケースもあります。
頭が良く、理屈っぽい(?)方はとくに注意してください。
消費生活アドバイザーに必要な能力は、頭の良さをアピールする才能ではありません。
伝わってなんぼ、の世界なのです。

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☆第7週の目標②☆語彙を増やそう

私自身よく反省するのですが、一つの文章を書くとき、同じ言い回し、同じ表現を繰り返し使ってしまうことがあります。
たぶん、頭の中に浮かんでくる語彙に限界があるためでしょう。
後から読み直すと、同じ言葉が繰り返し出てきてワンパターンな文になっているのを発見して、急いで同義語を探して書き直したりします。

自分の文章を読み直しておかしなところを見つけるのは難しいです。
昔から、夜に書いた手紙は一晩置いてから読み直せ、なんて言いますが、集中している=気分が高揚しているときにはおかしいところを見つけられないんですね。
頭を冷やせば容易に見つけられるミスであってもです。

60分の論文試験でこれが難しいのは仕方ないです。
しかし、そうではあってもできるだけ防ぎたいものです。

よくあるパターンとしては、
・同じ接続詞を連続して使う
・「こと」を多用する
の二点が目につきます。

これを防ぐ、または後から気づいて直すためには語彙力が必要です。
同じ使い方のできる接続詞をいくつ思いつきますか。
「こと」を使わずに別の言葉で表現するとどうなりますか。

語彙力は一朝一夕では身につきません。
今からコツコツと増やしておかなければ間に合いません。

語彙力を増やすには、読書をするしかありません。
とは言っても、新聞の記事や論説文にも語彙のヒントはたくさんありますのでご安心を。

論説文は、意見を頂戴するだけでなく、語彙力強化にも役立ちます。
お!と思う接続詞や言葉の使い方を見つけたら、自分でも使ってみましょう。
自然に使えるようになってくれば、それは自分の語彙になったということです。

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☆第6週の目標②☆論文の基本技術は大丈夫?

論文試験の評価ポイントは、意見や説明力(=資質)であり、学力ではありません。
一次試験と違い、知識の習得だけでは完璧ではないところが二次試験準備の難しさです。
資質は、もともと持っている人もいるものです。
そういう人は、とくに準備をしなくてもどうにかなるかもしれません。
しかし、多くの人は、やはり準備が必要です。
資質はあるのに、それをアピールする力が欠けていた、というパターンが多いためです。

試験では、論文と面接のみで資質を判断します。
どんなに消費者相談業務をこれまでやってきた人であっても、相談の実務が試験科目にあるわけではないので実力を発揮できるとは限りません。
やはり、「技術としての論文」「技術としての面接」を学んでおく意味は大きいのです。

今週は、初心にかえって論文の基本技術をおさらいしておきましょう。
原稿用紙には、「マスをあける」「行頭に置いてはいけない文字」などのルールがあります。
二年目の方でも、このルールを無視した論文はけっこう見かけます。
こうした本質とは関係ないところでのミスによって減点されるのは、もったいないことです。
幸い、このような文法ルールは知っていれば守ることができます。
今のうちに再確認しておきましょう。

パソコンで書くように、一行ごとにスペースを空けてしまったあなた。
升目の余白を恐れて、改行なしに800字をつなげてしまったあなた。
どちらも間違いですよ。

「論文 書き方」「原稿用紙 使い方」などで検索してみてください。
いろいろなサイトが見つかると思います。
一通り、論文の基本ルールを身につけておきましょう。

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☆第5週の目標②☆意見は一から作るものではありません

新聞を読んで意見を持つ訓練、続いてますか?
けっこう新聞ってすぐにたまってしまうものですよね。
ためてしまって、まとめて読もうとすると、タイムリーに読むよりずっとつまらなくなってしまいます。
私も、気づいたら2週間くらいすぐに新聞がたまってしまいます。
やはり、新鮮なニュースとそうでないニュースではおもしろみが違います。
せっかく払ってる購読料を生かすためにも、ニュースはできるだけその日か翌日中に読むのがベストですね。

さて、読むだけでも大変な新聞。
記事の一つ一つに意見を持つなんて、やっぱり無理ですね。
前回のアドバイスを実践しようとして、挫折しそうになっている方もいるのではないでしょうか。

興味と知識があれば、必ず意見を持てるというものではありません。
新聞を読むことが本職のような、解説員のような人ならいざ知らず、普通の人がそこまでやるのは時間的にも労力的にも無理です。

意見を持つ第一歩は、他人の意見に同調、または反論することから始まります。
たとえば旬の話題で言えば、道路特定財源がありますね。
政府与党は暫定税率の10年延長を目指しています。
野党は反対しています。
与党と野党、どっちの意見が良いと思いますか?
そう思う理由はなぜですか?

二つ以上の意見に触れて、まずはどちらかを選ぶことから始めましょう。
そして、なぜ賛成なのか、なぜ反対なのか、理由を明確にしてみましょう。
手っ取り早いのは、政治のニュースです。
必ず与党と野党が対立しているから、二つ以上の意見に触れることができます。
政治のテーマになっていること、とくに消費生活に関わりの深い政策が話し合われているときには政治の記事を活用しましょう。

まあ、誰が失言した、とかそういう政局のようなニュースはいりませんが、政策について意見が対立しているときは、考えるヒントをたくさん与えてくれるのが政治・政策記事です。
(平成20年3月17日配信)

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☆第4週の目標②☆なぜ意見を持てないのか、分析してみよう

今日の新聞を開いてみてください。
いろんなニュースがありますが、たとえば、一面のニュースの中で、どれだけのニュースに意見が持てましたか。
まったく意見を持てないニュースはありましたか。

今日は、この意見を持てないニュースに注目です。

なぜ、自分がこのニュースについて何もコメントできないのか。
その原因を考えてみましょう。

ー興味がない。
ー意見を持つほど知識がない。

このどちらかが原因となっているケースが多いのではないでしょうか。

二次試験準備の観点から言えば、新聞のニュースすべてに関心を持って意見を言える必要はありません。
ただ、試験に出そうな範囲のニュースについては最低限、ここをクリアしておいてほしいのです。

その範囲も、できるだけ広めに緩やかに設定してください。
そうすれば、過去に出題歴のない「格差」や「ニート」の問題が出題(平成18年度に突然出題され、とまどった人が多かったようです)されても、驚くに値しません。

新聞のニュースの中で、たとえば「米国大統領選」や「殺人事件」、「戦争」や「基地問題」は、(二次対策としては)重要度が低いニュースなので、無視してかまいません。
しかし、「景気」や「雇用政策」「社会保障」「働き方」など、国政のニュースについては、一通り意見を持てるようにしておきましょう。
かなり、つぶしが利くようになり、過去に出たことがない問題でも対応できる力がつくでしょう。

まず、無理やりでも興味を持つこと。
意見を言える程度には知識をつけること。

これを意識して新聞を読んでいると、かなり論文力がつきます。
(平成20年3月10日配信)

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☆第3週の目標②☆今年の勉強は昨年とは違う

昨年の今頃は、一次試験の勉強を開始した頃でしょうか。
はじめて聞くような言葉がたくさん出てきて、「先は長い」なんて思っていた頃かもしれませんね。
今、一次免除者の方は、その試験をクリアして、知識では有資格者と同じレベルと認定されたわけです。
自信を持ってください。
一年間で増えた新しい知識は、今から考えればすごい財産ではないでしょうか。
最近、ことに消費者問題に関するニュースが増えています。
これは、意地悪い見かたをすれば、現政権の方向性が関係していると思います。
「消費者重視の政治」
を現政権が目指しているため、消費者問題のニュースが大きく報じられるのかもしれませんね。
ま、動機はどうあれ、望ましいことですが。

今年は、二次試験受験生にとって、考える機会を与えてくれるニュースが多そうです。
二次試験の準備は、この「考えること」に尽きます。
昨年と大きく異なるのは、新しい知識を増やしていくよりも、自分の意見や考え方を確立するために、一年を使う必要があるということです。
昨年身につけた知識を、実生活に生かしたり、人に説明したりして、応用できるようにしていくことが今年の目標です。

今報道されている、たとえば食品表示や食品安全のニュースについて、
ーなぜ、このようなことが起きたのか。
ー消費者の対応に問題はなかったのか。
ー法制度には問題はなかったのか。
ー消費者はどのように対応すればいいのか。
ー政府、行政はどうすればいいのか。
など、いろいろな角度から考えてみるようにしましょう。
事実としてのニュース以外に、社説や論説、読者コーナーなどでこの件に触れた文章を読む機会は多いと思います。
いろいろな人の意見を読んで、自分の意見を作っていく。
この作業を繰り返していくうちに、意見を持つこと、論理的に考えることの訓練ができるようになっていきます。

二次の準備は、いろんな情報を、鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考える訓練をすることです。
この意識を持って、一年を過ごすようにしましょう。
(平成20年3月3日配信)

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☆第2週の目標②☆今のうちに過去問題を復習

敗因分析はできましたか?
これは、今後一年間、自分の弱点として常に意識し、改善できたかどうか時々チェックしておくべきです。

さて、11月の二次試験の段階と、次の試験の準備を開始した現在、実力的にはそれほど変わっていないはずです。
運不運も含めて、合格に一歩足りないというのが今の実力のはず。
早い段階で、過去問題を復習しておくことをお勧めします。

昨年は問題を持ち帰ることができましたので、お手元に8つの問題文があると思います。
これらをすべて、復習しておきましょう。
論文の形にしなくてもいいです。
それぞれの論題について、何を論点にするか、どういう意見を書くか、を考え、簡単なメモを作っておくだけでもいいです。
何も思いつかなかった・・・でもかまいません。
今年の勉強の中で、意識して論点を探していくようにすれば、11月に間に合います。

「合格に一歩足りない」現在の実力で作った論文やメモを保存しておき、秋頃にもう一度同じ問題に取り組んでみましょう。
ここで、今よりもずっとたくさんの論点が出てきた。
深く考察することが出来た。
・・・こうなるのが目標です。

昨年の問題を題材にするのは、ここのところ毎年、同じテーマが連続して出題されることが多いためです。
昨年の問題は、一次免除者皆に与えられた宿題であるとも言えるでしょう。
同じ材料を与えられて試験準備をする以上、与えられた材料はしっかりとこなしておくのが、安全で効率的な勉強方法です。
(平成20年2月25日配信)

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☆第1週の目標②☆二次試験を振り返っておこう

試験そして発表おつかれさまでした。
二年目の勉強を、そろそろ始めましょうか。

昨年は、問題文を持ち帰ることができるようになりましたね。
一次試験については解答も発表され、自己採点ができるようになりました。
受験生にとって、すぐに二次の勉強に移るモチベーションができて、全体的には良かったのですが、合格ラインがはっきりしていない問題もありました。

合格ラインは最終的には65%と発表されていますが、一次の得点を教えて下さった方が数名いてその様子では63%くらいから合格者が出ていたようです。
出題ミスもありましたから、本人の自己採点よりも得点が良くなっていた可能性もありますが、そういうことで11月に一次の発表を見てから急いで勉強を始められた方も少なくなかったようでした。

そういう方にとっては恨めしくも感じる問題文かもしれませんが、とりあえず、問題文持ち帰りという受験生の特典を、最大限生かしましょう。

2007年も、前年度と同じような問題が法律2と経済一般で出題されました。
毎年、過去問の焼き直しのような出題があるのが二次試験の特徴です。
この問題文は、今年の試験の重要な資料です。
大切に保存しておきましょう。

さて、今週やっておくべきことは、敗因分析です。
600字埋められなかった、など明らかに敗因がわかっている方もいると
思いますが、多くの人が、敗因が曖昧だと思います。
面接が原因のケースもけっこうあるようです。
面接での質疑をできるだけ思いだし、客観的な気持ちになって分析してみましょう。
まず、自分の弱点を把握することが、今年の勉強のスタートです。
(平成20年2月18日配信記事)

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