« 「インフルエンザ」をテーマにした問題 | トップページ | ☆第12週の目標☆一つの意見だけを聞くことの危険 »

☆第11週の目標☆概要を把握することの必要性

一次試験は当然のこと二次試験の論文についても一定レベル以上の知識がないと対処できません。
そこで一生懸命知識をつけようとしますが、どうしても苦手な分野は誰にでもあるものです。
たとえば年金のはなし。
財源の問題として、消費税がよく議論されます。
年金制度は最近ではよくニュースにも取り上げられるようになりましたが、大変複雑な制度です。
制度の内容を、
「サラリーマンと公務員は第2号で、第1号は・・・。保険料の計算は・・・。」
と把握することも、現在の財源の内訳を把握しておくことももちろん必要でしょう。
ただ、あまり関心のない分野の場合、どうしても機械的な覚え方になり、少し時間をおいたらもう忘れてしまう、
ということになってしまいます。
とくに二次試験で、細かい知識を覚えこんで再現するのは大変な労力でしょう。

関心のない分野にどうして関心が持てないのか。
その原因の一つに、そもそもそのテーマに詳しくないため、ということがあります。
少し知識を仕入れると感想が持てるようになり、おもしろくなります。
おもしろくなると、もっと詳しくなりたくなって、細かい点まで疑問点を調べようと思います。

つまり年金なら年金を理解するとき、いきなり制度のしくみから入るのではなく、制度の理念、目的、歴史などを理解します。
まず概要から抑えると、なぜ年金制度が現在のように3階建ての複雑な制度になってしまったのか理由がわかります。
これをわかった上で細部の知識の理解に移ると、単に字面を追うだけの学習と異なり、知識が確実に定着しますし、興味も深まるでしょう。
「急がば回れ」
ではないですが、理念や背景を意識すると、ホンモノの知識として定着します。

なお、二次試験で必要とされる「知識」は主にこの「理念・背景」部分です。
細かい数字やデータを一生懸命覚えても、苦労のわりに報われません。
細部よりも全体像をつかんでおくことが大事だということです。

概要をつかむのに役立つ書籍として、日本経済新聞出版社発行の
「日本経済100の常識」
があります。
私の手元にあるのは2008年版ですが、発行は前年の9月のようです。
今は2009年版が出ていると思います。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130240/45156185

この記事へのトラックバック一覧です: ☆第11週の目標☆概要を把握することの必要性: