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2008年9月

☆第31週の目標②☆論文のポイント(6)くらしの豆知識は必須です

くらしの豆知識2009は入手されましたか。
http://www.kokusen.go.jp/book/data/mame.html

やはりこの本は必携です。
今回の特集は「食の安全」で、いかにも出題されそうな感じのテーマです。

この本は見開き2ページで一つのテーマを解説しているのですが、私はこれらの解説の100文字程度の要約を余白に書き込んでいくという使い方をしました。
知らないことが多かったので、知識の定着という目的もあったのですが。
内容の要約のほか、感想や疑問も書いていました。
できるだけたくさんのテーマについてやって行こうとしたのですが、なかなか大変で、4分の1程度しかできてなかったと思います。
その年の特集は「高齢者」。
本番ではこの本の特集にもあった「高齢者の衣生活」と「インターネットショッピングの注意」が出て、両方とも最後まで書ききることができました。
この本のおかげで合格できたと言ってもいいくらいです。

ただ気をつけておきたいのは、この本の内容をそのまま論文に書いてもダメです。
似たような論文が続出して、採点者にばれてしまいます。
また、採点者自身もこの本を読んでいたり、この本の著者だったりする可能性もあります。
この本で得た知識をベースに、必ず自分なりの「味付け」をして論文にするようにしてくださいね。

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☆第31週の目標①☆直前対策(6)試験当日の心得

関東地方はここ2、3日急速に寒くなっています。
皆さんも風邪などひかないよう、気をつけてくださいね。
今、もっとも「対策」すべきは体調管理です。

さて、ついに今週末は一次試験です。
ゴールが見えてきましたね。
今日は当日の心構えを述べておきたいと思います。

・持ち物は前日に用意しよう
言うまでもないことですが、受験票と筆記用具など試験用具一式は前日までに用意しておきましょう。
そしてこれがけっこう迷うところだと思いますが、当日持って行く勉強道具は決まってますか?
休み時間や昼休みは最後の詰め込みができる時間です。
これはという勉強道具を一つだけ持参しましょうね。
注意したいのはいろんなものを持っていかないこと。
いろいろあると、「どれを読もうかな」などと迷う時間が生じます。
持参する資料はテキストでも問題集でもなんでもいいですが、一つに絞ることが大事ですよ。

・お昼ごはんを食べる場所を見つけておこう
できれば当日朝のうちに目ぼしいお店をチェックしておきましょう。
とくに受験場所がオフィス街だったりすると、意外に店が見つけにくい場合もあるかも。
私のときなんか会場が神保町だったのですが、ラーメン屋と回転寿司の二者択一になってしまいました。

・トイレは混むかも
会場にもよると思いますが、トイレの問題はわりと受験後の「感想」として聞きます。
みんなが行くトイレと別方向を目指すとか、一階上の階に行く、受験会場に入る前に駅のトイレを使う、など工夫をすると良いです。けっこう、侮れません。

・試験は集中力勝負
まわりの人がすごく賢そうに見えて、それだけで緊張するのが試験です。
でも、とくにこの試験の場合、勉強方法やテキストも限定されていて、特効薬的勉強をした人はいないと思います。
自分のやってきたことに自信を持って、実力伯仲だからこそ、当日の落ち着きと集中が決め手になるのです。

・集団は脅威だけど
個人で受験している場合、試験会場に知り合いがいることは稀。
大勢で談笑してるような人たちがいると、脅威を感じます。
受験を推奨している企業などの人は、受験会場でもリラックスしておしゃべりしてるんですよね。
個人受験者は、そういう人たちがとっても羨ましい。
でも、気にしないでください。
けして会社で勧められた人の全員がそう、と言うつもりはないのですが、強制的に受験する人の場合、やはり意欲の点で個人受験者に劣る部分もあるんです。
どうしても気になるなら、思い切って隣の人に声をかけてみてはいかがでしょう。
緊張はお互い様。
思わぬリラックス効果があるかもしれません。

・早く提出する人がいるけれど
これは意味がないと断言しておきましょう。
すごく早く提出する人が必ずいるものですが、そういう人が必ずしも「楽勝」と思っているかどうかはわかりません。
(そうでない場合の方が多いかなあと思います。最後まで粘る人の方が意欲や真剣さで勝っていると思います)
制限時間内に全部解ければ大丈夫。
試験はスピードを競うものではありません。

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☆第30週の目標②☆論文のポイント(5)箇条書きは使ってはいけない?

論文中で主張したいことがいくつかあるとき箇条書きを使うか否か。
これは評価が分かれるところだと思います。
普通にわかりやすく表現するためには文章でダラダラ説明するより箇条書きを使った方が断然わかりやすい。
ビジネス文書などでは当然に箇条書きを使用しますよね。
原稿用紙でも、すごく上手に使うことができれば、箇条書きも悪くはありません。

とは言っても、箇条書きは危険が一杯なので、できれば使わずに書くほうをお勧めします。
箇条書きを使っていないからといって評価が落ちることはありませんが、箇条書きを使った場合、少なからず評価が落ちる可能性があるからです。
その理由は、原稿用紙に手書きで作成しなければならないためです。

原稿用紙では、改段落以外で空白を作ってはいけないというルールがあります。
改段落の際に(1)前の段落の残りの部分と、(2)次の段落の冒頭の一マスを下げて書く、というのは原稿用紙のルールです。
これ以外の空白は、原稿用紙上では認められません。

箇条書きは通常、数字の部分を揃えて書きます。
そうすることによって、何項目の事柄が述べられているのかが一目でわかります。
そういう合理的な表現方法が箇条書きです。
しかし(1)原稿用紙上では空白を作ってはいけないルールがあることから数字を揃えて並べることができない(2)箇条書きの各項目は原則として同じ比重で述べられなければならず、もっとも主張したいことを強調することができない(3)評価基準に「表現力」という項目があるが箇条書きでは表現力の評価をしにくい、などの理由から箇条書きは危険性の高い表現方法ということになります。
接続詞などを研究して、箇条書きを使わずに文章で説明する工夫をしましょう。

さて、今週のアドバイス、読みやすかったでしょうか(笑)。
この文中で2箇所箇条書きを使ってみたのですが、最初の方の箇条書きはまあ許せる箇条書きの使い方です。
2番目の方の使い方はアウトです。
読みにくいばかりか大変長いセンテンスになっていて、わかりにくいですね。
こういう箇条書きは、使わない方が無難です。
箇条書きはご法度、ということで練習をしてみてください。

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☆第30週の目標①☆直前対策(5)残り2週間は暗記の期間

さあ、いよいよ仕上げの時期がやってまいりました。
これから2週間は、本気で試験だけに向き合う時期です。
全ての楽しいこと、やりたいこと、興味のあることはとりあえず10月5日が終わるまでオアズケです。
今週と来週は、試験のためだけに存在するくらいの気持ちで集中していきましょう。
たった2週間ですけど、この2週間でまだまだ大逆転の可能性だってあるんです。
どうか、体調を万全にして実りある2週間にしてください。

最後の2週間でやることは、今までの学習の中でどうしても取りこぼしてる部分。苦手部分の丸暗記です。
ゆっくり理解している暇はない。とりあえず機械的に片っ端から頭につめこんでいって、試験日までは忘れないようにすることです。
これまでに、テキストの色の塗りわけなどで、暗記すべき部分はもうピックアップできていると思います。
その部分を今日から暗記していきます。
暗記のコツは反復です。
暗記すべきとして印をつけた部分を今日から試験日までに何回反復できるかです。
時間がたつほど忘却は進みますので、覚えてすぐに復習をすると良いです。
もし今日の暗記の範囲が衣生活と食生活だったとしたら、明日住生活を始める前に、衣生活と食生活をもう一度復習します。
明後日は商品サービスとマークをやる前に、前日に覚えた住生活を一通り反復します。
そんな感じにやっていって、数日後、また衣生活と食生活に戻ってきてその時点で覚えていたものはもうOKです。
覚えたものはどんどん削っていって、覚え切れなかったところを繰り返し、試験日まで記憶し続けます。
なるべく邪念を入れずに試験を受けて、終わったら即座に忘れてOK(笑)。
その後の実務で必要になったらそのときまた勉強し直せば良いということで。
とりあえず、今は一次試験を通過することができればそれで良しとしましょう。

では、この2週間が本当に勝負ですよ。

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「金融不安」をテーマにした問題

【問題】
問1 9月15日、米国のリーマン・ブラザーズ証券は米連邦破産法11条の適用を申請したが、日本でこれに該当するのは(    )である。

問2 リーマン・ブラザーズの破綻危機において米政府は支援を行わなかったが、3月、同じ大手証券の(  )に対しては公的支援を行った。
 
問3 今回、米銀行2位のバンク・オブ・アメリカはリーマン・ブラザーズの買収を検討していたが、最終的には(   )の買収に切り替えた。

問4 今回の破綻の端緒は07年7月から8月にかけて浮上した(    )問題である。

【ヒント】
問1 倒産手続きの一手段です。
問2 今回は、安易な救済がモラルハザードに繋がるのを問題視したようです。
問3 リーマン・ブラザーズと同業の証券大手です。
問4 7月にベアー・スターンズ傘下のファンドが破綻し、全世界に証券化商品ショックが広がりました。

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☆第29週の目標②☆論文のポイント(4)文法ミスのよくあるパターン

時間との勝負で必死に書いているとき、自分で文法ミスに気がつくのは大変難しいことです。
まあ、論文の採点基準はあくまでも内容であり、文章作成テクニックではありませんからあまり神経質になることはありません。
ただ、自分の言いたいことを読み手に正確に伝えるためには、文法ミスはないにこしたことはありません。
基本的には、見直しの段階で頭を冷やして客観的な視点で読み返すことでミスを発見できる確率は高まります。
発見したら、漢字⇔ひらがなの変換や、句読点の調整でできるだけ升目にうまくおさまるように訂正しましょう。

だけど、後から直すのに比べて、未然防止をする方が数段簡単です。
そこで今回は定番的な文法ミスをご紹介します。

(1)主語と述語の対応が不適切な文
主語と述語が変な対応になっている文章をよく見かけます。
「この法律で期待されることは、消費者救済が進む。」
のような文章です。
このくらい単純化して書けば、誰の目にも変な文章だとわかるので、こんな間違いをするはずがないじゃないか、と思うかもしれません。
しかし、この文章に接続詞や修飾語がいろいろと入り、複雑な文章になるとミスは起きやすくなります。
この他には主語が複数ある文章や、述語が複数あって時制があっていないなど、主語・述語の対応ミスは大変多いです。

(2)助詞の使い方がおかしい文
次に多いのが助詞の使用法が不自然な文章です。
わかりやすい例では同じ助詞が連続して出てくるパターンです。
「て」「に」「を」「は」などどの助詞であっても、同じ助詞が連続するのは避けたいです。
完全な文法ミスではない場合でも、読み手は何か一杯一杯な気分になってしまうのです。

(3)長文は文法ミスの母
一つの文は40字程度が適切な長さです。
すると、一つの文で述べられる内容は一つの内容となるでしょう。
けっこう論理的な頭を持っている人に多いのですが、一文がすごく長い人が時々います。
中には5つの文で800字の論文が構成されていた、なんて例もあります。
長文になると、主語と述語の間にたくさんの言葉が入ってしまいます。
その結果、述語を書く頃には主語のことを忘れていて(?)直前の言葉に惑わされたりして文法ミスを犯します。
文法ミスがないとしても、長文は理屈っぽく読みづらい、わかりづらい印象になります。
一つの文で全部述べようとしないで、2行以上に文が及んだら読み直してみてくださいね。

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☆第29週の目標①☆直前対策(4)解くスピードは大丈夫?

初歩的なことですが、一問あたりの時間配分の練習はできてますか?
消費生活アドバイザー試験は1時間目と3時間目が20問80分、2時間目が15問60分です。
つまり、1問あたりにかけられる時間は4分ということになります。
問題文の長さなどによってもこの4分が楽勝になるか、時間切れになるかは違いますが、一応3分くらいで解けるように練習しておくと良いでしょう。
最近の出題ではそれほど長文の問題は多くないですので大丈夫かと思いますが、私が受験したときには長文の出題も多く、時間切れになる人も多数いたようでした。

科目ごとの出題の順番は毎年同じのようで、1時間目は衣生活から始まって社会保障が一番最後です。
実は1時間目の難易度は、衣食住が難、その他は比較的易なのです。
基本事項中心の社会保障を、時間切れで適当に解答してしまった、ということだけは避けなければなりません。

試験当日は鉛筆の音にも神経質に反応してしまうもの。
隣の人のスピードも、気が散る原因となります。
解く順番を変えてみる、というのも一つの対策となります。
人と違う問題(得意な科目がいいですよ)からスタートすることで、周囲のページをめくる音などが気にならなくなります。

どこから解くか、何分で解くか、は単なる戦術でしかありませんが、合格ライン前後には、たくさんの「同点」が並ぶはずです。
こんな戦術でも、事前に練習しておくかどうかで、差がつくことがありますので、準備は怠りなく、ですよ。

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「事故米」をテーマにした問題

【問題】
問1 事故米とは国が買い取って保管、販売する政府米のうち、基準値を超える残留農薬が検出されるなどして食用に回せない米のことを言う。用途は(   )などに限定して販売される。

問2 事故米は食品加工用米に比べ安価で販売される。食品加工用米の(   )程度の価格となる。

問3 今回、事故米が食用に転売されていた事件が起きたが、検出された毒物はメタミドホスと(    )であった。

問4 今回の事故米の転売先は(    )メーカーだった。これによりメーカーによる自主回収などが相次いでおり、顧客が離れることも懸念されている。

問5 今回問題が発覚した米粉加工販売会社「三笠フーズ」は政府の事故米全体の(   )%を購入していた。

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☆第28週の目標②☆論文のポイント(3)書く練習は何回やる?

最近手書きで文章を作成する機会自体、ほとんどなくなりましたね。
おそらく、どうしても手書きでやらなくてはならない仕事を抱えている人(例・赤ペンで添削してる私とか・・・笑)以外、最後に手書きしたのはいつだろう?レベルになっていると思います。
このメルマガを読める環境にある方は、100%PCとネットを使ってるだろうし。

試験は今どき珍しい原稿用紙を用いる上、制限時間まであります。
試験と同じ形式で論文を書く練習はそういうわけで絶対必要です。
実際に手書きで書いてみると、漢字をものすごく書けなくなってることに気が付いたりしますし。

練習回数は人それぞれで、聞いたところでは(今年の人じゃないですよ)本番までに100回以上書いたというツワモノもいます。
その人の論文はさすがに上手だったです。
王道をいく勉強方法ですね。

だけど今の時期にそんなことを始めたら2年計画になってしまいますし、そこまでしなければいけないわけでももちろんありません。
私自身の受験時は、たしか記憶してる限りでは3回でした。
テーマは自分で設定した「高齢者の衣生活」「高齢者の住生活」(当時は衣食住などの論文も出題されていたためです)とあともう一つ何か。たぶん介護保険に関する内容で「介護保険は女性の解放に繋がる」みたいな勘違いな女闘士みたいな論文を書いてたんだと思います。

このうち「高齢者の衣生活」がそのまま本番に出題されたというラッキーな展開もあり、本番ではまあまあよく書けたんではないかと思います。そういえば介護保険も出題されて、練習した女闘士みたいな論文を書こうか迷ったのですが、もう一つ「インターネットショッピング利用時の注意」みたいな方を結局選択しました。
今になって思えば、女闘士の方を書いてたら、バランス感覚に欠けた過激な論文になって落っこちていたと思います。
この他「練習は2回」という人も周りに存在しましたので、書いてみる練習の回数は2回~100回まで実にバラエティに富んでいるということです。

私があまり回数を練習できなかったのは、それよりも知識の定着が喫緊の課題だったことがあります。
一次試験後も、二次試験の準備をどうすれば良いのか見当もつかず、また曖昧な知識のまま運よく一次を通ったという変な確信もありましたので、まずは周りのレベルに追いつくことが必要だったのです。最も恐れていたことは、どの問題も選択できずに白紙で提出することでした。
隣の人や前後の人に見えてしまったら恥ずかしいです。

というわけで、練習の回数は自分の現状に応じて自由に決めましょう。
10回も書ければ安心ですし、2回しか書けなかったとしても現実に2回の練習で受かっている人がいるという事実には勇気づけられます。

最近、論文の練習に本腰を入れる人が増えて、毎日結構論文が届きます。
私の添削講座では作成にかかった時間と資料参照の有無を書いていただいています。
これを見ると、多くの人が現段階では「資料参照有」「作成時間120~180分」くらいになっています。
ああ、3時間もかけてくれたんだあ、と感慨深くなります。

でも。
資料参照はともかくとして、時間の方は早いうちに短縮しましょうね。
本番では60分で書かなければならないのですから、練習での目標は問題文の読解等の時間を差し引いて、かかっても50分以内に書かなくてはいけません。
これをなぜ「早い時期に」と言うのかといいますと、早く書ける人はそれだけたくさん勉強時間を確保できるからです。
一つの課題に向き合い、習得する時間を考えれば50分で書く人は180分かかる人の3分の1以下の時間で同じ質の勉強をやっているということになります。

これがあと3ヶ月間積み重なるとどういうことになるか。

というわけで、今週中に絶対に「50分で書き終える技術」を身につけてしまいましょう。

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☆第28週の目標①☆直前対策(3)捨てるなら応用問題

最近、経済だか統計だかで、変な数字を答えるような問題が二年続いて出てきてますね。
以前には住生活で利休鼠だかなんだか和風な色の名前を答えさせる問題が出て、みんな頭真っ白。
受講生の方に、どんな問題が出たか聞こうとしても皆「利休ねずみが出て・・・」ということ以外忘れてしまっていた、という年もありました。
テキストにも載っていませんし、ぎょっとしますよね。
まあ、よく勉強していたからこそ「この問題は変な問題だ」と気づくこともできたのだと思います。

しかし断言します。
このような誰もがぎょっとするような問題で合否が決定するようなケースはまずありません。
差がつくのは基本問題です。

昨年は経済分野が難しく、私が解いてみた感じでも、7割とれませんでした。
ふだん、一次用の問題を作ったりしていてですよ。
これに対して2時間目は簡単で9割以上とれました。
(ま、「本業」としてる人間でも10割はとれないってことです)

こういう場合差がつくのは2時間目の出来であり、3時間目では差がつきません。
実際、一次試験後に頂いたメールでは合格者の多くが
「1時間目と2時間目は手ごたえがあったのに3時間目で目の前が真っ暗になりました。来年もよろしくお願いします」
と書かれていました。

本番では65%が合格ラインと言われていますが昨年は63%くらいから合格者はいたようです。
昨年から解答が公表されるようになったので自己採点ができた人の中には「あと一歩及ばず」と思っていたのに11月初旬に届いた結果通知で合格しており慌てて二次の準備を始められた方もいました。
おそらく、完全な点数主義ではなく、人数から調整も行っているということでしょう。
これを考えれば、もし基本問題が多くて簡単ならば、65%とれても人数調整される可能性も否定できません。

つまり、基礎力が何よりも大事だということです。

過去問の「変な問題」に気をとられないでください。
100点をとる必要はないのですから、基本問題を落とすこと、ケアレスミスをすることが最もいけないことだと自分に言い聞かせておいてください。

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「総合経済対策」をテーマにした問題

【問題】
問1 政府与党の総合経済対策がまとまった。今回盛り込まれた減税策としては、所得税や住民税から一定額を還付する(   )がある。

問2 最近実施された定額減税では(   )内閣が行った4兆円規模の減税がある。

問3 定額減税の恩恵を、高所得者、低所得者別に比較すると相対的に(   )に手厚い政策となる。

問4 総合経済対策で最も重視されたのは中小企業対策で、その事業規模は(   )円にのぼる。

問5 総合経済対策では国交省の要望をうけて(   )の5年間延長も盛り込んだ。

【ヒント】
問1 公明党が強く要求した結果盛り込まれたようです。
問2 1998年、金融危機に伴う景気対策として導入されました。
問3 定率減税との違いは?
問4 今回の全体での事業規模は11,7兆円です。
問5 減税対象の買い入れ額上限も2000万円から3000万円に拡大されます。

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☆第27週の目標②☆論文のポイント(2)原稿用紙ルールは大丈夫?

論文で大切なのは主張の内容や説明力です。
文章の上手い下手ではありません。
だから過度にテクニックに走るのは良くありません。

過剰に神経質になって、
「数字は1マスに2つ入れるのか。じゃあ3桁の場合はどうすれば良いのだ」
などとあまり悩む必要はありません。
それは大きな問題ではありませんから。

誤字についても、あまりくよくよする必要はないでしょう。
もちろん、キーワードとして何度も論文中に登場してくるような言葉の漢字を忘れてしまったり、という事態には注意する必要がありますが。

原稿用紙のルールや漢字、難しい専門用語などはあくまでも論文の「脇役」ですからそれが理由で合否が決まることはめったにないと断言しておきます。

ただし、気をつけたいのは、
「でも、やっぱり、人間が採点するのだ」
ということです。

原稿用紙ルールを守れていない論文。
たとえば最初の1マスを下げていなかったり、パソコンで文書を作るときのように1行ずつ改行してしまっている論文、箇条書きを多用しているような論文は、内容を読む前に、
「期待薄!」
という感情を抱いてしまうことは、日々の論文添削で私自身が感じることです。

逆に字数制限ぎりぎりまでびっしりと綺麗な字で書かれた論文はついつい内容にも期待してしまいます。

ルールを守っていない論文、誤字がたくさんある論文は読み手の先入観に悪影響を与え、挽回をするためにより良い内容を書かなければならなくなる可能性があります。
実際にその手の論文が内容で他を圧倒していた、というケースはほとんど見たことがありません。

ルールを身につけるのは一瞬でできます。
誤字については難しいですが、あやふやな言葉を回避して、他の語彙で置き換えられるようにしておけばかなり防ぐことができるでしょう。
原稿用紙ルールをもう一度、確認しておきましょう。

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☆第27週の目標①☆直前対策(2)

これまでにテキスト通読は何回くらい行いましたか?
問題演習に力を入れてる方は、その問題集を何度くらい反復できましたか?

おそらく、何度反復しても頭に入ってこない単元や、どうしても興味をもてない科目、というものが出てきてしまった人が多数派でしょうね。
一次試験の範囲は幅広いので、得意不得意、好き嫌いが出てくるのがむしろ普通です。
試験を通過するためには無視できないとしても、おそらく関心の持てない科目は、あまりこの先の仕事や活動でも必要ないものだからでしょう。

そういう科目の一つや二つ、あるのが当然です。
そういう科目については、あまり足を引っ張らない程度に、6割正解くらいを目標にして、あとは得意&好きな科目で補うようにすると良いでしょう。

これまで何度も取り組んでみたけれども、どうもダメだ、という科目についてはこの際割り切って、丸暗記対象科目に認定してしまいましょう。
残りの学習時間をそうした科目に悩まされるのももったいないですしね。

そこで嫌いな科目については最低限度の勉強で済ませるために、今やっておくべきことが一つだけあります。
それは丸暗記をするための準備です。
テキストや問題集をやっているときに、どうしても頭に入ってこないテーマがあったら、目印をつけておきましょう。
嫌いな色(笑)かなんかで印をつけておけば十分です。
そして直前一週間になったら、この嫌いな色の部分をとにかく丸暗記していきます。
丸暗記は今から始めてもまだ早すぎるくらいです。
直前一週間と前日、休み時間などに頭の中に詰め込んで、忘れない間に試験がくるというパターンが一番効率が良いのです。
試験が終わればすぐに忘れてしまってもかまわない部分だからです。

今やっておきたいのは、暗記勝負になる直前一週間を、効率よく暗記に集中できるように準備をしておくことです。

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